かかりつけの先生から、「骨折しているけどウチでは対応できない」とのことで猫の患者さんが来院されました。側面から撮影してみると尺骨近位の骨折は明らか。続いて正面から撮影してみると肘関節が脱臼・・・モンテジア骨折ではありませんか。脱臼を伴っている骨折なので骨折部の接合はもとより、関節面の整合性を整えてあげないと肘の曲げ伸ばしができなくなってしまいます。慎重に骨折部を整復しながらも関節の動きを確認し、できる限り関節周りの靭帯組織を修復しました。
お盆休みに入る前に術後1ヶ月で検診に来ていただけたのですが、骨折部も順調に仮骨し肘の機能も無事に回復しているようでした。飼い主さん曰く、当の本人(猫)はもう少し自由に運動したいようだとのことでしたが、もう1ヶ月は運動制限していただくよう指示させていただきました。動けるようになるとなかなか制限することが難しい犬猫の骨折整復。完治には手術もさることながら、飼い主さんのご理解とご協力が必要です。
8月:休診のお知らせ。
13日(水)〜16日(土)の期間、休診とさせていただきます。
16日は午前休診、午後は通常通りの診療となります。
*今年は去年亡くなった母の初盆、そして先月亡くなった幼馴染の初盆でもあります。避けては通れないないこととはいえ、大切な人が一人ずつ居なくなってしまうことはなんとも言えない空虚感に陥ってしまいます。今こうして生きていられるありがたさを感じながら、今年のお盆を過ごしたいと思います。
皆様、事故や怪我のないお休みをお過ごしください。
7月:休診のお知らせ。
20日(日) 友人葬儀のため、終日休診とさせていただきます。
6月:休診と診療時間変更のお知らせ
21日(土) 学会出席のため終日休診。
27日(金) 都合により午前休診。午後は通常通り
*日曜日は10:00〜12:00にて診療を行っておりますが、予約で診療枠が埋まってしまっている場合、申し訳ありませんが当日の電話対応は行っておりません。
5月:休診のお知らせ
3日(土)〜6日(火)は、休診とさせていただきます。
4月:診療時間変更のお知らせ
16日(水) 狂犬病集合注射のため、午前休診となります。
お問い合わせフォームについてのお知らせ
ホームページ上にあるお問い合わせフォームですが、記載にもありますがなかなかリアルタイムに返信することが難しくお時間をいただくことがあります。またこちらからメールの返信が上手く行われていない事例も確認されました。申し訳ありませんが、お急ぎの場合は診察時間内にお電話をいただければと思います。
追記:お問い合わせフォームは4月7日をもちまして機能を停止しました。
3月:休診と時間変更のお知らせ
6日(木)〜7日(金)は、整形外科シンポジウム参加のため休診。
14日(金) 獣医師会会議のため、午後の診療は16時開始予定。
30日(日) 都合により終日休診。
ご不便おかけすることがあるかもしれません。よろしくお願いいたします。
再発を繰り返してしまう雄猫に。
寒い時期によく観察される病気というと膀胱炎が挙げられます。特に雄猫で膀胱炎に悩まれている飼い主様も多いのではないでしょうか。原因は様々ありますが、一度癖になると症状のコントロールは難しく、尿閉といって命に関わる状態に陥ることもあります。ペニスの先からカテーテルを通し、抗生物質や消炎剤で回復してくれるものもあれば、カテーテルを抜いた直後にやはり排尿ができないものもあります。 写真はそんな雄猫の症例に会陰尿道瘻という外科的処置を行った写真になります。この処置にはペニスを切除するという手技が伴うことで事前の説明の際に躊躇される飼い主様もおられますが、処置後は排尿のストレスから解放されることで本人(猫)も飼い主さんも穏やかな日々を過ごすことができます。1年のうちに何度も再発を繰り返している雄猫を飼われている方は治療の選択肢の一つとしていかがでしょう。
新年明けましておめでとうございます。
昨年末は12月30日夜に発熱、31日朝には解熱しましたが、どうやらインフルだったようで家族に伝染してしまい散々な年末年始となってしましました。まだ咳が少々残り、診察中お聞き苦しいところもあるかもしれませんがよろしくお願いいたします。
新年早々ではありますが当院をご利用にあたりお願いがあります。当院は現在、受付〜診察〜調剤〜会計までを私一人で行っており、診察に関しては1件の患者様につき15〜20分の枠を設け予約診察優先で行っております。タイミングや内容によっては飛び込みであっても診察することも可能ですが、突然いらしていただいても診察することが出来ずにお断りさせていただくこともございます。ご来院される場合はまずお電話いただければ幸いです。また、診察〜処置中においてすぐに電話に対応出来ないこともあります。申し訳ありませんが、しばらくしてから今一度お電話いただければ幸いです。
今年も私が持っている知識と技術を最大限に活かして診察〜処置させていただきます。