写真は大型犬種の肘(骨関節炎)のレントゲン写真です。大型犬というと股関節形成不全に目がいきがちなのですが、先天的な骨格に見られる病気として肩関節に並んで肘関節も非常に見落とせないポイントなのです。股関節形成不全では“モンローウォーク”と呼ばれる特徴的な歩様(しきりに腰を振る様な歩き方)をするため比較的飼い主さんも気づきやすいのですが、前肢の場合はただびっこを引いていることはわかりますが肩なのか肘なのかは見分けをつけることは難しいでしょう。前肢にしても後肢にしても、やはり注意したいのは太りすぎです。ちょっと太り気味の大型犬種を飼われている方は病院でcheckしてもらうと良いですよ!
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