どんな医療でもそうでしょうが、明らかに症状や検査結果がはっきりしていれば確定診断ということで患者さんにお話しすることができます。けれども病気の初期状態であったり、はっきりした稟告が得られない場合は、様々な可能性をふまえて病気についてお話ししなければならないこともあります。これは病気を患っている犬猫から直接症状を聞き取ることができない獣医療の弱みでもあるのですが、そのため考えられる病気の範囲の網を広くして飼い主さんにお話しすることもあります。
診断や治療の漏れをなくすためにも獣医は様々な検査や治療方法を提案していきます。そうすると最初の診断とは変わってくることもあると思います。結果がでてから物事を言うことは誰にでもできることです。他人の揚げ足をとってを自分の手柄にしたり中傷するようなまねはしたくないものです。
コメントを残す