老化を受け止めると言うことは飼い主さんにとっては非常に辛いことだと思います。自分よりも小さいものや、あとから家族になったものというのは自分の年齢より若いようなイメージがあります。ところがある時期を過ぎるとそれは知らないうちに逆転し、自分より年上になっていることを健康診断や病気になったことで気が付きます。本日来院されたアメショーも日常のお話を聞いていくと少々痴呆気味のようで、飼い主さんも理解されているようでしたが寂しそうに自分のペットを見てらっしゃいました。?n?n 生き物を飼っている上で“老化”や“死”はつきものです。突然やってくる場合や老化とともにやってくる場合があります。悲しいことですが心のどこかにはそれを受け止める心構えを持っている事は大切かもしれませんね。
atlasmama says
のまた先生
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
バックナンバーを拝見しながら、改めて獣医さんの大変さを痛感しつつ心よりのエールをお送りしたいと思います。
先生は既に1歩進んだ獣医さんの道を歩まれていると確信いたします。
ペットの老化・・・我が家も12歳のGシェパード(アトラス)がおりますので本当に痛感いたします。今母のところの犬(兄弟犬)も預かっているので2匹のシェパードに囲まれての生活です。おかげさまでまだ元気にしてくれてはいます。JAHAの家庭犬しつけインストラクターの資格を取るため一緒に愛犬とキャンプ生活を送った仲間達の愛犬が昨年次々に亡くなりました。いつかうちの愛犬も・・・と思っただけで(いえ、考えたくもないのですが)辛くなります。アトラスの母犬の飼い主である友人は立派でした。それはきちんと愛情をもって見事に育て上げ、その母犬が亡くなったときの悲しみは並みたいてではないと思ったのですが、それは毅然としていました。悔いのない飼い方をしたので、とのことでした。私もそう言えるようにと思っていますが。
どうぞ今年も先生のご活躍をお祈り申し上げます。
犬の掃除婦 says
人間も、動物も、老化は大きな問題ですね。
遺伝子学的には、人間の耐用年数は4〜50年と言われて、
それじゃ、犬は、どのぐらいなのかと考えると、良くて10年位
ネコは、もう少し、長いのでしょうか。
今この時代、食糧事情、医療の質も上がり、寿命(余命)が、人間もペットも長くなって、介護で、非常に大きな問題を抱えるようになってきていますね。