大学の入学試験に晴れて合格すると楽しいキャンパスライフが待っているのですが、入学して3ヶ月位でイメージが違ったなどの理由で退学してしまった人もいました。イメージといったものが個人でそれぞれ違うとは思いますが、自分がやめてしまった人の理由として感じたのは実験動物のことだと思います。実習によっては最終的に使用させてもらった動物を殺処分する事があります。“命を救うために獣医学科に入学してきたのに‥”感極まって泣いてしまう人も居たくらいです。最近では動物愛護の関係で実験動物の使用が制限されてきているのですが、自分は外科の研究室にいたので普通の人から比べると実験動物を最終的に処分する場に多くいたと思いますが、やはりかわいがっていた犬を処分しなければならないときは非常に辛かった思い出があります。
“卒業してから多くの動物を救うため”なんて言うと聞こえがいいかもしれませんが、今の医学にしても獣医学にしても何らかの犠牲があって現在の医療レベルがあることを理解してください。明日につづく‥
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