同じ病名でも年齢や性別、種類(犬あるいは猫、さらには犬種)によって症状も異なれば治療方針も異なります。“この病気にはこの治療を!”といった型にはまった治療しかできないと治療に行きづってしまうこともあります。老齢の犬猫に若い犬猫と同じことをしてもかえって負担をかけてしまうこともあります。とても性格的に入院できなそうな子を無理に入院させても治療効果が上がるとは思えません。やはり1頭1頭体に触れ、飼い主さんから日頃の状態を聞いた上で治療方針を決めて行かねばならないと思います。もちろん自分も“こうしていれば良かったかな”ということがあります。やはり治療に対しての感性(柔軟性や応用性など)というものは一生を懸けて磨いていくものなのですよね!
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