日本は昔からの風潮で“出身大学”を重視する人が未だに多くいるようです。名の通っている大学を卒業したならば、何でもできると思われている方がいらっしゃるようです。まず、大学を出て国家試験を通ったばかりの獣医はどの大学出身者でも何もできないでしょう。(もちろん所属していた研究室が臨床系ならば少々のことはできますが・・)私が偉そうに言えることではないのですが、大学の6年間では国家試験に受かる勉強ばかりで、臨床実習に費やす時間ははほとんど無いからです。問題はどの大学を卒業したかではなく、卒業後に何処(個人病院or大学病院or海外)でどんな勉強(修行)をしてきたということではないでしょうか?“あそこの先生は〜大卒業だから。”といった観点では病院選びの指標にはならないと思いますよ!
Q says
出身大学も修行先もこっちからしたらそんなに気にならないことですよ?良い大学出身で選ぶも良い修行先出身で選ぶもいいけど、要はその先生本人次第だし。大きい病院で経験した先生だって一人になったときの力は個人個人で違うでしょうし。
maskin says
生まれつきいい獣医なんて人は存在しないわけですから、信頼できる先生を自分の責任で選ぶのだとしたら、その「その人次第」をどう判断するかですよね。大学や修業先を含め、その先生が何をやってきて、何ができるかってことが唯一の判断材料でしょう。当然今、どんな治療をしていて、今後どうしたいと思っているかという道義的問題もありますし。また、大きな病院がいい経験ができるかどうかはわかりませんが、少なくとも良い経験ができる環境でもまれてなければ、個人の能力は高まるはずもないのはいうまでもないですね。