医療現場を取り上げたドラマなどで“私に任せておけば大丈夫!”なんてセリフがありますよね。実際、命を扱っている以上軽率なことは言えません。ちょっとしたイボかと思い手術したら悪性の腫瘍であったり、ただの嘔吐かと思えば重大な内臓疾患だったりと症状は思わぬ結果を招くことがあるからです。いくら万全な体勢で望んだ手術でも、麻酔をかけての手術は危険と背中合わせなわけです。経験上大丈夫とは思っていても“任せておいてください。絶対大丈夫ですよ”なんて言葉は後々トラブルのもとになる言葉なんですね。?n 患者さんとしてはこのような言葉を掛けてもらえれば心強いかもしれません。ですが結果が悪かったときにはその落胆は倍以上のものとなるでしょう。獣医師は言葉を慎重に選びながらお話しをしなければならないと思います。ハッタリなんてかませるもんじゃないんですね!
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