何週間か前の“トリビアの泉”という番組で、_麻酔はどうして効くのかまだそのメカニズムの全ては解明されていない。`という内容の話をやっていました。その中で有名大学の教授のコメントにびっくりしたのですが、_どうして効くのか判らないことは現在の医学界でも常識なんです。わからないものだからこそ危険がないように麻酔医がいるんです。`とのことでした。確かに自分が持っている麻酔学の本をひっくり返してみると、麻酔がどのような作用や代謝・排泄がされることはたくさん書きつづられてはいましたが、麻酔薬がどのような機序でどこに働きかけることで麻酔が効いてくることは見つけることができませんでした。?n?n このようなEntryは麻酔に対しての恐怖心をあおってしまうかもしれませんが、わからないからと言って危険なものではなく、危険を回避すべくどんどん研究が進みより体に負担の少ない麻酔薬が開発されてきています。皆さんの麻酔に対してのイメージがこれから怖いものではなく安全なものへと思って頂けるようにどんどん情報収集し、お知らせしていけるようアンテナを張り巡らせないといけませんね。
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