獣医師という仕事に就くにあたっては、“動物が好き”だとか“自分の手で動物の命を救いたいから”といった理由で獣医大学に進学し卒業して国家資格を取るのですが、実際の現場は自分が思い描いていたものと違うことが必ずあります。誰しもがその理想と現実との間に新たな目標を見いだして仕事を続けて来ていることと思います。この仕事を商売として割り切ってしまえば、お金を稼ぐことが“明日への活力”となるのでしょうが、この仕事は決してそれだけではないような気がします。?n?n きれい事のように聞こえるかも知れませんが、やはり病気が治ったときに飼い主さんから感謝されることはやはりうれしいものです。この仕事で生活しているわけですからお金を稼ぐことは大切ですが、何より感謝されることは“明日も頑張ろう!”とか“もっと勉強してさらにいい仕事をしよう!”という明日への活力につながります。今日も大学の友人から手術のヘルプの連絡がありこれから出張です。私の現時点での明日への活力は、難しい手術をやり遂げることかもしれません。
コメントを残す