動物病院は常に使う器具ばかりではなく、たまにしか使わない器具(これは薬にも言えること)でも取り揃えておかねばならないことが多いのです。今では病院の“3種の神器”といわれている、血液・生化学検査器・レントゲン診断装置・超音波診断装置はもとより、レーザー治療(手術)器や内視鏡、規模の大きな病院ではCTやMRIも導入されているところもあるようです。?n 昨日は診療時間終了後、大学同期の病院で猫の膝関節固定術を行ってきました。関節固定という手術は、骨を平らに切ったり、金属のプレートで固定するためのネジ穴をあけたり、さらに強固な固定をするために金属のピンを打ち込んだりと様々な要素が必要となる手術なのですが写真にある整形外科用のコードレスドリルのおかげで手術をスムーズに行うことができました。どこの病院でもそうですが、設備投資には莫大な費用が掛かります。けれども昨日は“買っておいて良かった!”と実感することができました。
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