左の写真、上の写真も下の写真も同じ犬の写真なんですよ。黄色っぽく見えるものが歯石でその下にはこんなにきれいな歯があるんですね。歯石を取る方法もまちまちなのですが、当院では全身麻酔をかけ超音波のスケーラー(歯医者さんと同じもの)で隅々まで歯石を取っていきます。“麻酔をかける”というと皆さんちょっと敬遠しがちなんですが、起きているときにはなかなか口を開いたままでいてくれないペット達の歯石をきれいに取り除くためにはこの方法が一番だと思います。
最近、ペットの口臭が気になる方はちょっと口の中をのぞいてみてはいかかでしょう?歯槽膿漏になる前に一度ケアーしてあげることをお勧めします。しっかり食べないと健康な体はできませんからね!
あっこ.。o○ says
麻酔をしなくても口を開けていられれば大丈夫なのでしょうか?
先生、画像サイズが大きすぎてアップしないのではないでしょうか?
リンクする形で別ウインドウで開くようにしてはどうですか?
画像URL
http://www.metamix.com/nomata/archives/scan_3916214139_1.jpg
nomata says
口さえ開けていてくれれば歯石を取ることはできると思います。けれども超音波スケーラーでの処置は無理だと思います。あの微妙な音は嫌がると思います。(自分も嫌いですし!)
有紀 says
はじめまして。Myblog japanから飛んできました。
メインクーンを飼っているので、
動物病院には、とってもお世話になっています。
昨年の健診で歯石があるといわれて歯磨きしようとしても
いやがって大変。そこで友達に教えてもらった
「デンタルももちゃん」という液体の薬?を使っています。
でも効果あるのでしょうか?(ちょっと疑問^^;
nomata says
“デンタルももちゃん”聞いたことありますよ。効果についてですが、歯石の付き具合にもよるのではないでしょうか?岩のような歯石に対してはやはりスケーリングをお勧めします。ただ横浜に勤務していたときに聞いた患者さんからの噂では“デンタルももちゃん”は効くらしいですよ!
有紀 says
回答いただき、ありがとうございました^^
岩のような歯石、、まではいっていないので、
もうちょっとデンタルももちゃん使ってみますね。
11月が予防接種なので、そのときにまた様子を聞いてみます。
atlasmama says
はじめまして。
12才になる雄のシェパード(実はかかりつけの獣医さんは横浜市菊名にある藤井動物病院なのですが、6,7年前に永岡病院で停留睾丸摘出手術をして頂きました)ですが、歯石が(多分)岩のようについてしまいました。
高齢犬でも麻酔をかけるのには問題ありませんか?
3,4年前に突発性咀嚼筋萎縮症(結局原因は分からず、ステロイドを使用して進行を止めました)で一時は前足の筋肉にまで及び、散歩時よろめくほどでしたが、今はすっかり元気です。
デンタルももちゃんも是非試してみたいと思っています。
それから、全く別件ですが、(実は私は、隔週末に家庭犬しつけ教室を主宰しておりますが)生徒さんの犬(ニューファンの5ヶ月になる男の子)で、股関節形成不全がひどいのですが、川崎市幸区近辺でお勧めの獣医さんをご存じでしたら教えていただけませんでしょうか。また特に注意すべき点を教えて頂ければ幸いです。
nomata says
川崎市幸区近辺ということなのですが、みなとよこはま動物病院(旧・永岡犬猫病院)は遠いですか?院長は股関節形成不全について非常に造詣が深いので、適切な指導・治療が受けられると思いますので一度足を延ばしてはいただけないでしょうか?
日常生活での注意点ですが、まずは体重増加に対しては要注意。それとボール投げやほかの犬とのじゃれ合いなどの激しい運動は控えた方がいいです。どんなことにも興味深く遊びたがる年齢ですが、今のうちに少しでも進行を抑えてあげることができれば将来辛い思いをしなくて済むようになると思います。
atlasmama says
野亦先生
早速にお返事ありがとうございました。
ニューファンの生徒さんにはすぐ永岡先生を紹介しました。
来週23日にしつけ教室に来ますので詳しい話もしたいと思っています。
お忙しい中で皆さんにお返事を書かれ、本当にどのテーマでもわかり易く説明して下さって、先生の温かいお人柄がパソコンの画面からも伝わって来ます。
もう少し近ければと残念でなりません。
我が家のシェパードが突発性咀嚼筋萎縮症になった時、娘がインターネットで近隣の獣医さんにセカンドオピニオンを聞こうと投稿してくれ、すぐに5、6人の獣医さんからお返事(中には始めてなのでその経過を是非知らせてほしい、というのも)が来ました。
便利な世の中になったものだと思いました。
1人の先生はステロイドを4日間くらい大量に投与して徐々に減らしていく方法で治したい、と仰いました。大量ということで、躊躇しましたが、結果的にはやはりステロイドでした。諸刃の刃とかいわれますが、おかげで進行もストップしましたし、先生のおっしゃるように副作用のことばかり気にして飲まず嫌いになるべきではありませんね。
前回書いた永岡病院での停留睾丸摘出手術の時、彼にとり生まれて始めての入院だったので、せめて少しでも安心させるべく飼主の臭いのつけたタオルを一緒にケージにいれて欲しい、と頼んだのですが断わられました。おかげで?それまで獣医さんに喜んで行ってた子が、他の獣医さんのところでも嫌がりパニクるようになりました。彼にとってはどんなに心細く辛い3日間だったかと。
ニューファンがもし通院するようになり入院ということになった時は今度は強引に飼主の臭いのするタオルを持たせたいと思っています。
長々と済みませんでした。
先生のご活躍を心よりお祈り申しあげます。
nomata says
たくさんの入院を扱っている永岡犬猫病院だとタオルの紛失を警戒して、預かりものをお断りしているようです。どうかご理解ください。
ikeda says
先生、
はじめまして。12歳になる柴犬を飼っているものです。
ここ数週間、飼い犬が歯、若しくは歯周を痛がり、どう対処したらよいのか困惑しています。前足で口をひっかこうとし、ひどい時は爪で顔を傷つけ血だらけになりながらも必死に引っかき、痛みを抑えようとしています。病状の悪化、老衰が心配です。
最寄の獣医に診断していただいたのですが、よくわからないらしく、痛め止めを薬を飲ませるくらいしか対応を施せていません。虫歯なのか、歯周病なのかの診断もできていなく、とても不安に思っています。痛め止めを飲ませても、次第に効き目が弱くなってきたような気がしていまして、ほかの獣医に連れて行きたいと思っています。診断を受ける際、先方の担当医によく見ていただくにはどのような内容をお伝えしたらよいでしょうか?また、上記の症状から、病名を推測されることは可能でしょうか?
Webを使い、調査をしている中、のまた犬猫病院のウェブサイトを偶然発見しました。突然に、ずうずうしいお伺いかもしれませんが、教えをこうことができると幸いです。
千葉県 池田
nomata says
池田さん、はじめまして。この内容だけで診断をすることは難しいのですが、食餌は取れているのでしょうか?できれば頭部のレントゲンを撮ってもらうと何か病気がつかめるかもしれません。早めにセカンドオピニオンを得るためにほかの病院に行くことをお薦めします。このようなアドバイスしかできなくて済みません。