4月に肛門周囲ヘルニア(会陰ヘルニアとはちょっと違うと思っています!)の手術をしたシェルティーをお預かりすることになり、術後の経過を観察することができました。会陰ヘルニアは去勢手術をしていない雄犬になぜか多くみられるものなのですが、会陰ヘルニアと思って手術に挑むととんでもないところにヘルニア輪ができているときがあり頭を抱えたくなるときもあります。このシェルティーも過去に手術を受けたヘルニア部はしっかり直っていたのですが、その場所を避けるようにヘルニアができていました。とりあえず術後は良好ですが、肛門周囲の筋肉はほとんど脆弱だったことは確認できているので再発しないことだけが心配です。どうしてこのヘルニアが起きるのかは完全に解明はされていません。“くさいものにはふたをする”といった手術では完治は難しいかも知れません。まだまだ研究の余地はあるようです!(肛門のアップの写真です。食事中の方m(_ _)mです。)
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