皆さん今日の新聞は読まれましたか。特殊な手術技術を持った医師に対して実地試験を行い、その実情と合格率を発表したものです。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050615-00000101-yom-soci)つい最近の番組でも、第一線で活躍されている先生が薬の処方箋を書くにあたってどれだけ薬の組み合わせ(併用禁忌)について認識しているかという試験を行ったところ平均は40点位と、その場に居合わせた番組関係者も唖然としていたシーンを覚えています。お医者さんの話はさておき、私たち獣医師もどうなのかなぁ?と思いました。獣医師国家試験を通ってしまえばその資格は日本国内であればどこでも通用してしまいます。 病院を開業して患者さんがそこそこ来院してくれれば食べることもできますし、抜き打ち試験があるわけではないので新たなことを勉強しなくても誰にも文句は言われません。けれど実際に現在開業している先生を対象にこのような試験をしたら、獣医の場合は人の先生よりもひどい状態かもしれません。命を扱うということは毎日が間違えることのできない実地試験、獣医師免許は書き換えがありませんが何かを対象に抜き打ち試験が行われるようになる時期が来るようになるのでしょうかねぇ?
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