目の上のたんこぶ！

　まぶたの内側は非常に分泌腺が活発な場所です。その分泌腺の開口部が詰まってしまうと写真のように盛りあがり、おできのようなものになってしまいます。これが“マイボーム腺腫”というものです。年齢が若いときにはほとんど観察されることがないマイボーム腺腫も、8歳を過ぎる頃から目立つようになってきます。あまり大きくなってしまうと、上まぶた自体を切開して皮膚を形成しなければなりませんが、小さいうちに処置してしまえば・・・　見た目もほとんど代わらず簡単に処置を終えることができます。当院では半導体レーザーメスで処置させて頂きますので、術中の出血も抑えることができ術後に痛みを感じることはほとんどないようです。目の上のたんこぶは小さいうちに処置することが肝心ですね。