昨日のEntryに継続するものなのですが、腎臓は血液中の不要な物質を尿として排泄する臓器です。その血液の流れを一定のレベルに保っているのがポンプとして働いている心臓です。単に肝臓が悪いだの腎臓が悪いだのといっても、そのおおもとで原因の一端を担っているのは心臓だといっても過言ではないかもしれません。昨日のEntryで“薬の調整が難しい”といったことを書きましたが、皆さんにとっては“なんで?”と思われている方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明してみようかと思います。 腎臓の機能低下は腎臓の細胞自体の老化によるものと、腎臓にかかる血圧の状態によって左右されます。心臓の治療に使用する薬のほとんどが血圧をコントロールすることで心臓の負担を軽くしようということを目的とされているため、その使用法の如何、あるいは併用する薬の種類によっては腎臓やその他の臓器に負担をかけてしまうことがあるのです。このようなことをお話しすると薬は怖いものだと思われてしまうかのしれませんが、使用し始める時期が適切であればその効果はきっと満足できるものだと思っています。簡単な説明になってしまいましたが、何となくわかって頂けたでしょうか?
ももちゃん says
ももちゃんも年齢的に心臓の薬をすすめられましたが、別の先生ふたりにエコーでみてもらいましたが、肥大ではあるけど薬を飲むほどではないと言われました。10歳過ぎたと言うだけで心臓の薬を飲むのなら、10歳を過ぎたから肝臓の薬、腎臓の薬も・・・と、全部飲むの?と言われました。心臓の薬は飲んだら一生!管理もちゃんとして頂ける病院じゃなきゃ怖いので、先生のエントリーは改めて勉強になりました。早くナノテクノロジーで患部だけに働く薬が出るといいな〜