この時期にフィラリアの予防薬を飲ませるということは、ほとんどの飼い主さんが実行されているかとかと思いますがフィラリアがどのように感染し体の中で成長しているかということまでご存じの方は少ないかと思います。今日はちょっとトリビアっぽい内容になるかと思いますが、少しでも参考になればとおもいます。 さて、まずフィラリアを媒介する蚊の寿命は・・・約1ヶ月になります。またフィラリアを媒介する蚊の種類は何種類か・・・なんと77種類もあります。1回の吸血で蚊に取り込まれるミクロフィラリア(フィラリアの子供)の数は・・・平均18匹。体内に侵入したフィラリアは何を栄養にして成長しているのでしょうか・・・血液、なかでもグルコースが主なエネルギー源になっています。フィラリアの寿命は・・・犬に寄生した場合5〜7年、猫に寄生した場合2〜3年と報告されています。ミクロフィラリアの寿命は・・・長いもので1〜2年と報告されています。どうしてフィラリアは心臓・血管内でせいぞんすることができるのか・・・一番肝心かことですがこれに関してはまだまだ詳細がわからないようです。一言でフィラリアといってもこれだけのQ&Aがあります。今回取り上げたのはほんの一部です。フィラリア症に限らず、体のことや病気のことはほんとに奥が深いです。
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