獣医界でも毎年少なくとも1〜2つ新しい薬(新薬)が発売されます。それは心臓の薬であったり、痛み止めであったり。どれも副反応や体内臓器に対しての影響について研究されているので安心して使うことができます。良い薬を安心して使えるということはすばらしいことなのですが、特許などの関係で発売当初は値段が非常に高価ということがネックになってきます。身近なところですと“ガスター”という薬があります。発売当初は非常に高価だった薬ですが、現在ではその後発品(ジェネリック医薬品)が発売されたことで手頃な薬として患者さんにも処方できるようになりました。もちろん命に関わるものですから値段がどうこうとはいえませんが、病院自体の仕入れ値が高いものはどうしても飼い主さんのおてもとに渡る際には高くなってしまいます。そのところ皆さんご理解お願いします。
tomy says
メロペンとミラクリッドと言う薬を使った話を聞きましたが、この薬は何ですか?
高い話を聞きましたが、まだジェネリック医薬品にはなっていないのでしょうか?
nomata says
メロペンというのは点滴用の抗生物質、ミラクリッドはタンパク分解酵素阻害薬というもので非常に高価なお薬です。ミラクリッドに関してはそれと同等品があるようですが決して安いものではありません。