読んで字のごとく、病原菌をもった猫にひっかかれる(咬まれる)ことで発症する病気です。猫ノミが媒介するバルトネラ菌というものが体内に侵入することで感染します。あまり耳にすることがないので、猫を飼われている方でもご存じない方もいらっしゃるかと思います。実際、アメリカやヨーロッパでは数多く報告されているようですが、日本ではごく最近まで病気自体が知られていなかったようです。さてどんな症状が見られるのかというと・・・ひっかかれた(あるいは咬まれた)部分の膿疱や発熱・疼痛を伴ない、その後付近のリンパ節が腫脹してくるようです。とはいっても全ての猫がこの菌を保有しているわけではありませんからそんなに神経質になる必要はないかもしれませんが、もし猫にひっかかれたり咬まれたりしたら速やかに傷を消毒しましょう。さらにはこの病原菌を媒介する猫ノミの定期的な駆除と予防をすることで感染の機会をさらに減らすことができるでしょう。かわいいペットも思わぬ病気のもとをもっているかもしれません。うちの子は平気!という過信は禁物ですよ!
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