瞳孔の大きさが左右対称でなく(症状としては縮瞳)、第三眼瞼が突出し、眼球が陥没しているといった3つの症状が見られたらホルネル症候群と診ていいかと思います。原因は眼を司っている神経(交感神経)の外傷による感染・炎症であったり、腫瘍による圧迫であったりと様々です。一般的な原因としてみられやすいのが中〜内耳炎ではないでしょうか。ちょっとした耳の汚れと思って放置してしまうと、顔を見たらびっくりなんてことになりかねません。写真の猫も突然このような症状が現れた為、飼い主さんもびっくりされて来院されたのですが、どうやら中耳付近に炎症を起こしているようでした。原因は神経の異常というのが一般論ですが100%判りきっている病気ではありません。写真のような状態が見られたら様子を見ずに診察を受けてくださいね。
サティ says
のまた先生、うちのサティ(ゴールデンレトリーバ ♂ 7才)もホルネル症候群と診断されました。今プレドニゾロン、副腎皮質ホルモン剤を服用中ですが、この病気はズバリ治るのでしょうか?
happy says
お尋ねしたいことがありましてコメントさせていただきます。
今日、うちの飼っている猫に麻酔をかけ、耳の掃除と、歯石を取るのと、歯を抜くということで朝から病院に預けました。夕方、迎えに行くと目の瞳孔の大きさが左右違くなっていて、獣医さんに尋ねたところ、「麻酔のせいか、脳障害が考えられるんですけど、麻酔はもう切れているんで…。」と言われ、「突然そんな風になるんですか?」と尋ねたら「はい。」と。「以前は…目の方は普通でしたか?」と言われ、「普通でした。こんなになっていませんでした。」と答えました。「処置をする前に目を見ておけばよかったですね」と言われ、まるで以前からそうなっていた様な口ぶりに少し腹が立ってしまいました。もし以前からあんなに両目の大きさが違ったらすぐに分かるし、ちゃんと病院に連れて行ってます。「前はこんなになっていませんでしたけど…」って一応言ったのですが。
こうゆう事はよくあるのでしょうか?それと、自然に戻らなかった場合、治療すれば治るのでしょうか?
ちょっと調べたりしたのですが、あまり良く分からないし、考えられる原因をそこの獣医さんにはちゃんと説明していただけなかったように思ったので、セカンドオピニオンとしてお返事を頂けると幸いです。