獣医医療には料金設定がない自由診療のため、ワクチンをはじめ様々な手術の値段には病院によってばらつきがあります。特に手術料金については“自分の技術にはこれだけ払ってもらう価値がある!”と、かなりの自信がある先生ではそれなりに高い料金設定になっているはずです。それでもある程度の“相場”というものがありますから、ほとんどはその“相場”の範囲を超えない程度に料金を設定することが多いものです。つい最近、体重も手術内容もほとんど同じ(料金もほぼ同じ)患者さんがおり、お会計して頂く際に頂いた言葉が結構違うものだったので料金について改めて考えさせられました。 内容としては30kgクラスの犬で腫瘍切除と歯石処置、術後のお薬も含めておよそ〜万円だとして、一方では“こんなに良くしていただいてほんとにいいんですか?”もう一方では“結構かかったんだねぇ。まあしょうがないか!”どちらの言葉をどのように捉えるべきかは難しいところですが、処置した側の人間からすると前者の言葉が仮に嘘でも嬉しいものです。料金の設定って難しいものですね!
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