動物病院を大きくするということは、獣医をやっているものにとって1つの目標かもしれません。しかし病院(器)を大きくするということは、それを受け入れるだけの態勢(スタッフ)を充実させねばなりません。昨年、みなとよこはま動物病院理事長の永岡勝好先生が当院を訪れて頂いた時にこんな話をして頂きました。“野亦よ、これからは(病院を)大きくするだけが良いとは限らないぞ。” 横浜で獣医師を含めスタッフ約20名を抱える病院の理事長の話にはうなずけることばかりでした。私も実際に働いていた時にはメリットしか感じることができませんでしたが、一歩離れて見てみることで理事長が話していたことがよく理解することができました。当院もリニューアルして今年で5年目に突入します。当院は“小粒でもピリリと辛い山椒のような”病院を目指して今年も頑張っていこうと思います。
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