Commentにもあるように獣医さんより薬の個人輸入についてご指摘を受けました。確かに獣医師という立場で“同じものなら自由に薬を取り寄せて飲んだらいいでしょう”といった内容になってしまったかもしれません。あくまで紹介させてもらった薬の個人輸入は、病気が確定し体調を維持するためには薬が1日どれだけ必要で、服用にあたっての注意点・定期的な診察の必要性を理解し守っていただける患者さんに適応できるものです。私が取り寄せるにあたっては手続きなどにより高価な薬になってしまうのですが、患者さん個人が取り寄せることでコストを抑えることができ、薬を長期に使用しなければいけない負担を少なくすることができますよといった紹介のつもりでした。現在このサイトを利用している患者さんも、薬を取り寄せた際には確認のため来院してくれます。前回のEntryでは一般の飼い主さんや獣医さんにも誤解を招いてしまう内容だったことを訂正させていただきます。今後誤解を招くようなことのない様注意させて頂きます。
岩本隆史 says
はじめまして。
私は「一般の飼い主」ですが、「あくまで紹介させてもらった薬の個人輸入は〜紹介のつもりでした。」という先生のご意図は、前回のエントリからだけでも充分読み取れました。中傷じみたコメントに呆然としています。このような読者もいると伝えたくてコメントした次第です。
nomata says
公の場に自分の考えを公開するということは非常に責任を伴います。どんな人でもがわかりやすい文章を書くことの難しさを痛感致しました。これからも誤解を生まないよう、わかりやすい表現でEntryできるよう心懸けたいと思います。
ヴィーナスまま says
私の子は、私にとってはとても高価なお薬を一生飲み続けなければなりません。
私も岩本さんの意見と同じく、30代獣医師さんのコメントは中傷と感じます。
私たちは、高価なお薬を、できるなら手の届く価格で手に入れて、何とか自分の子の命を救いたいし、それには獣医さんの理解と指導が必要なのです。
30代獣医師さんに申し上げたいのですが、のまた先生は、
「一般の飼い主が勝手に薬を飲ませるのは、飼い主の自由だ、飼い主の責任だから」、などとは決しておっしゃいませんよ。
30代獣医師さんの理想とするとおり、
私どもが安心できて、一番負担の少ない方法をと、熱心に調べてくださり、
手配してくださいました。
どうぞ、ご安心なさってくださいませ。
真剣に病気のこと、家族の一員と考えている愛犬のこと、私どもの精神的なショックのことを考えてくださっている先生が、このような非難じみたことを言われるのは心が痛み、コメントさせていただきました。
茉 says
私は30代獣医さんの意見をただの非難や中傷だとは思えません。同業者の一意見として受け止めていいと思います。
30代獣医さんも書いてらっしゃいますが、のまた先生は度々他の病院の悪いところを指摘して自分の病院は良い病院ですよと言っているかのように捉えられる書き方をされてますよね。ご自身の病院のブログなので何を書いてもいいとは思いますが、これを読んだ近隣の病院はどう思いますでしょうか。名指しがなくても、いい気分はしないと思います。
先生を信頼している患者さんだけでなく、違う信念をもった獣医師も読んでいます。あと、先生と合わなくで病院を変えた私もこうやって読んでいます。わかりやすい表現以外にも気を使うことがあるのではないですか?
他の獣医師 says
個人輸入薬は是非がといがたしです。
のまた先生の言いたいこともわかりますし、
30代獣医師さんの意見ももっともだと思います。
例えばご自身の子供さんが病気をして、
高価な薬が必要になったときに個人輸入薬で
治療しますか?自分だったら病院にいきます。
私は飼い主さんにお話しするときに、
子供に例えてお話しすることが多いです。
子供と動物は違うといわれてしまえばそれまでですが。
bna says
私は岩本さんやヴィーナスままさんと同じ気持ちです。
「30代獣医師」さんが抗議をされる事自体は構わないと思いますが、それにしてももうちょっと書きようがあるんじゃないかなーって思いました。
何だかこちらの病院に恨みでもあるのかな...って疑うほどの勢いと申しましょうか。
「偽善者」というのは立派な中傷だと思うのですが...。
ヴィーナスままさんが心を痛められたように、こちらの病院に掛かられている患者さんに対して失礼のようにも感じました。
また、極端な言い方をすれば、「自分のブログに何を書こうと、ある程度は自由」かなーと。(あっ、言ってしまった...。皆さん怒らないでー。悪気は無いです!)
でも、今までの先生のEntry、全部読んでいますが、必要以上に他を指摘してるとか、自分の病院は良い病院と言っているとか、私はそんな風には感じませんでした。
もちろん、参考になったEntryもあれば、そうでないものもあったりした上でです。
もっと辛らつなブログやサイトはたくさんありますし、もし私がこちらのブログの趣旨に賛同できなくなったら、もう来ないようにすればいいかなと思っています。
それに、こうしてEntryに対するコメント欄もあるということは、一方的に意見を押し付けているわけでもないと思います。
因みに私は海外で犬と暮らしている者で、フィラリア予防薬はインターネットで買っています。
フィラリア予防薬はご存知のとおり処方箋が必要なので、毎年検査をし、掛かりつけの獣医さんの許可をもらいネットで買っています。
許可がないと、インターネットの業者も販売してくれませんし、一度に12ヶ月分以上は売ってくれません。
病院に行かずに薬で治そうとは考えていません。
でも、病院で診断された結果、必要になった薬と同じメーカーの同じ薬が、品質も変わることなく低価格で買える手段があるなら、私はそれを利用する事が悪い事とは思いません。
幸い私の周りの獣医さんは、検査をして適正な薬の種類・量を守るならば、どこで購入するかは患者の自由と考える方が多いようです。
あくまでもこちらの国のやり方ですから、どっちが正しいかどうかは分かりませんが、患者側からすると選択肢が増えて便利に感じています。
でも、一番良いのはいつか値段の格差が縮まってくれることですよね。
そうすれば、愛犬の為に、もっと他の必要なことにお金を掛けてあげられる機会が増えるかもしれませんから...。
すみません、長くなりました。
RUBE says
薬のことはまったくわかりませんが・・・
のまた先生は私は絶大の信頼をおいている先生です。
書き込みなさった方はどんな方か知りませんが、本当に失礼です。
それだけ言いたくて。
mikomaru says
30代の獣医師さん、他の獣医師さん、もっと飼い主側の気持ちになって考えて欲しいものです。ペットを飼っているすべての人がお金持ちではありません。この件の様に、長期にわたって薬を服用しなければならない時、お金に余裕のある家庭であれば何の問題もないけれど、そうでない家庭にとっては大変な事です。動物は保険がききません。そんな人達の事を考えて、のまた先生が個人で薬を輸入する方法もありますよと言っているのがなぜいけないのでしょうか?医師と飼い主の了解のもとであれば何の問題もないのではないでしょうか。動物の命を救う為なのだから。獣医としての立場もわかりますが、もっと動物の事はもちろん、飼い主の事情とかも考えられる獣医さんになって欲しいものです。
さぶ says
こんにちは。たまたま目にした記事。気になったので一言書かせてください。
私は長い間医療機関に勤めてきました。先生同士仲が悪くても、患者さんの前や公共の場では決して他の先生の悪口は聞いた事がありません。
同業者から見たら『おいおい』と思うことをやっていたとしても、患者さんが『ありがたい』と思えば、その患者さんにとっては最高の先生になります。
その患者さんの気持ちを他の先生が否定する事は出来ません。
今回、30代の獣医師さんはのまた先生を非難されていますが、それはのまた先生を信頼している飼い主さんたちをも非難しているように私は感じます。
10人10色。『絶対に違う診療』をしていないのだからこのような場で非難するべきではなかったのでは?と思います。
どうしても非難したかったのであれば、個人的に電話をするとかメールを送るとか・・方法はいくつでもあるのでは?
茉 says
二回目の書き込みを失礼させていただきます。
30代獣医師さんの意見に賛同している私ですが、のまた先生のことを信頼している患者さんを非難するつもりは全くありません。同業者から見て『おいおい』と思うことは公開していただいたほう選ぶ側にとってありがたいことであると思います。それを聞いた上で、自分で病院を判断すべきであると思います。(病院変えろと言ってるのではありませんよ)
『獣医選びは飼い主の責任である』と考えている私としては、のまた先生の考えも30代獣医師さんの考えも他の獣医師さんの考えも、全て参考になりました。
30代獣医師 says
のまた先生ほか、コメントをお書きになっている皆様へ。
今回のコメントが誹謗中傷と受け止められたことは、私の不徳の致すところです。申し訳ございませんでした。ただ、私は個人的にのまた先生にメールをしたつもりで、このような公の場にいきなり出るとは思いませんでしたので、のまた先生を信頼している患者さんを非難しているということは決してありません。同じくのまた先生に対しても何の恨みもありません。そのことだけはご理解していただきたいと思います。
さぶさんのコメントにあるとおり、患者さんの前や公共の場では他の先生の批判はしないということは、私も普段から心がけていることですし、実際そうしています。だからこそ、私は個人的に(今回は公になってしまいましたが)のまた先生に対し意見を述べ、先生の意見を伺いたかっただけなのです。そのことがどこかに行ってしまい、どちらサイドに付き、何か非難合戦みたいになってしまったことは非常に残念です。私は”前回のEntryについて”の中にのまた先生が書かれていることを読み納得しております。
他の獣医師 says
私が言いたいのは、
診断がついて獣医師と相談の上で
個人輸入するのであればよいと思いますよ。
ただ、中には勝手に薬を飲ませて悪化させてから治療につれてきたり。
危険であろう薬を独自にやってしまうことも実際にあるのです。
そいった中で安易に個人輸入を薦めるのもいかがなものかと。
飼い主のことを考えられるようにとのことですが、
長期でお金がかかりそうなときは原価に近い値段で
僕は薬を出しております。
原価で見ると、日本の薬と個人輸入の薬で金持ちと貧乏人の差を
考えなければいけないほどの料金の差は生まれないと思いますが。
原価で買えるかどうかの差では?
ヴィーナスままさん says
このことの背景を知っていただきたくて、もう一度
うちの子は大学病院でアジソン病と診断され、フロリネフが必要です。
ちなみにスイスからの個人輸入はヴィーナスの25日分が7500円です。
個人に商品としてでなく“見本”として送られてくるもので、
獣医さんが買うにはもっと高くなります。
先の大学病院では6万円でした。
それで、インターネットで手に入ることを知り、
先生に相談して診察、検査を定期的にしながら
もし大丈夫なら、このお薬を使いたいとお願いしました。
定期的な検査も必要ですし、もしかしたらお薬が増えていくかもしれません。
誰でも、自分の子の命はいくらかけても救いたいと思います。
でも、現実として、25日で6万円も出せないけど、
7500円だったらなんとか、という飼い主さんもいるのではないでしょうか?
私も同じ病気の子がいたら、こういうことを知ってもらって、
少しでも多くの子の命を救いたいと思うのですが。。。
PS
他の獣医師さんのように、原価に近い値段で分けてくれる先生は
ありがたいと思います。
ネットで知り合った同じアジソンの人たちも
通院しながらお薬は個人輸入しているようです。
個人の獣医さんたちは大学病院よりもかなり安くしてくれますが、
やはり、フロリネフはとても高価なお薬なのではないかと思うのですが。。。
RUBE says
30代獣医師さん、
コメント、ありがとうございました。
私はそう言ってくださると思っていました。
だって、私は先生の事、とても信頼しているのです。
コメント、嬉しかったです。
RUBE says
ヴィーナスままさんさんへ
私のネット友人もシェルティですが、アジソン病です。アジソン病のことはネットで初めて知りました。
他の獣医師 says
確かにアジソンやクッシングの薬は高いです。
こういったケースでの個人輸入はありだと思います。
日本でも安い薬が販売されるといいのですが。
らいおん先生 says
以前はじめてメールしたときに獣医さんからの返事は初めてですってコメントをいただきました。このように他の獣医さんもよくみてるんですね。一連のコメントについては私はなにもいうことはなく皆様のいう通りだと思います。ただプログって自由にかいていいんだと私は思います。あまり公を意識すると面白みのないものになってしまいそうで心配しています。一ファンとしてぼやきさせて貰いました。これからもいつも通りでお願いします。
marin says
偶然にこのブログを見つけて、書きこまさせてもらいます
飼い主さんの経済的負担を考えて個人輸入をお勧めする獣医さんて、親切な印象を持ちました 私は獣医さんの処方する薬剤が高かったら、迷わず海外のサイトで個人輸入しています それは個人の責任と自由でやっています なんら問題ないと思いますが、、、