当院の裏手にある八幡山公園の桜も3分咲きとなり、暖かい春までもう一息といったところでしょうか。今まで何度かEntryしている内容ですが、この時期には雄猫の膀胱炎(尿閉)の患者さんを診察する機会が多くなります。膀胱炎は寒い時期に多いと思われがちですが、気温が安定しないこの時期には意外と見逃しやすく症状も進んでしまっていることが少なくありません。先日も猫を2頭飼われている患者さんが来院し、尿が出ていないようだということで診察してみるとその尿は真っ赤で陰部は炎症を起こしていました。雄猫を2匹以上飼われている方はどちらの猫がどれだけ尿をしているか見分けることは難しいと思います。そんな時は猫の下腹部を優しく押してみてください。嫌がるようだと膀胱炎になりかけている可能性があります。早めにかかりつけの先生の診察を受けてください。
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