犬猫を飼っていて過去に経験したことが無いことに出くわしてしまうとパニックになって電話をされてくる方がいらっしゃいます。可愛いペットのことですから気持ちは判りますが、落ち着いてまず状態を確認してみましょう。電話をされてきた方にまず落ち着いてもらい、電話でいろいろ確認をしてもらっているうちに“あれっ。元気になっちゃった。”ということが結構あったものです。本当に救急を要するものかどうか見分けることは焦っているときには難しいと思いますが、まず元気があるのかないのか?痛がっているかいないか?出血があるのかないのか?など、病院側としても重傷度を判断する材料は多く挙げていただいた方が対処法をアドバイスすることができます。口がきけないペットですから飼い主さんから的確な情報を私たちに伝えていただくことが救急治療の鍵になります。それでは最後にもう一度、電話する前には落ち着いて深呼吸を。
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