人医療の世界でも問題になっていることですが、獣医療の世界でも少なからず見られるようです。最近のことなのですが、獣医さんに“私の言うことが聞けないなら一切の責任は負えませんよ”と言い放たれたという患者さんが来院されました。その患者さんはもう何も言うことができなかったそうです。先生と呼ばれているといつの間にか偉くなったような錯覚に陥り、“俺が言うことは絶対間違いない。”とプライドばかり高い人間になってしまうのでしょうか?どんなに偉い先生でも間違うこともあるでしょう。ましてや責任を負うということがどんなことかを考えたらこんなことはとても言えません。“自分はこんなに頑張っているんですよ”といったアピールのつもりだったかもしれませんが、もし自分が患者の立場にたって言われたら悲しい(不快)であろう言葉は他の人にとっても同じこと。先生と呼ばれる人間だからこそ注意しなければならないことですね。私も気をつけねば・・・。
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