数日前の新聞の記事に【ネコの尿 臭い原因解明】というものを目にしました。通常では腎臓の病気になることで尿中にタンパク質が大量に放出されるのですが、猫においては健康であっても大量のタンパク質を含んだ尿を排泄しています。このタンパク質(コーキシン)が問題で、猫の尿のニオイの元になっているということを理化学研究所と岩手大学のチームが解明したということです。注目したいのは問題となるタンパク質は生後3ヶ月未満の猫からは検出されないこと、更には雌猫・去勢した雄猫からは1/4程度しか検出されないということ。マーキングが問題になる雄猫の去勢手術は早めに行ってしまうのが良さそうです。ニオイのメカニズムが解明されれば、猫の尿で頭を悩ますことがなくなるかもしれません。
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