最近になって膝蓋骨脱臼の手術を行う機会が増えてきました。やはり人気の小型犬種であるチワワ・プードル・パピヨンなどが多く、先天的に膝関節が弱い犬種達です。私が永岡勝好先生のもとで過ごしていた3年間、毎日のように膝蓋骨脱臼の手術があり1日多いときでは4〜5件の手術を間近で見ることができました。もちろん手術を見ていたことと実際自分の手で手術を行うのとでは雲泥の差がありますが、このような状態の膝ではこうした方がいいといったアドバイスのおかげで今のところ術後の経過に問題が起きたことはありません。症例数もまだまだ胸を張れるほど多くはありませんが、1つ1つの症例をよく観察しこれからも膝の手術をこなして行きたいと思っています。そして得意な手術は“膝蓋骨脱臼の手術です”と言えるようになりたいものです。
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