本日の新聞に“薬の効かない結核”の記事が掲載されていました。ここ数年、抗生物質が効かない病気(細菌)の話題が多くなったような感じがしませんか。病気になる→病院に行く→薬(抗生物質)をもらうという流れがあたりまえのようになっていますが、薬の中に必ずといってよいほど抗生物質が含まれている国は日本だけだそうです。ある製薬会社のデーターにも【世界で1番抗生物質を消費しているのは日本】というものがあるくらい、日本人は薬が大好きな国民のようです。確かに薬を処方されると安心したような気がします。けれども生き物の体には必ず治癒させる力が存在しています。そういった力を失わせつつあるのは抗生物質を必ずといってよいほど処方する現代医学のしわ寄せなのかもしれません。おそらく薬の効かない病気はペット医療の中にも増えていくことでしょう。そうならないためにも薬を処方する側の者として注意しなければならない事を考えさせられる記事でした。“とりあえず抗生物質を飲ませておけば・・・。”的なことは極力避けた方がよさそうですね。
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