獣医が麻酔薬として使用しているケタミンの取り扱いが麻薬扱いとなってもうすぐ1ヶ月になろうとしています。以前は麻酔処置といえば手軽に(?)使用していたケタミンも、1月からはどの患者さんにどれだけ使用したかということを帳簿とカルテに正確に記載しなければなりません。もちろん保管は据え付けられた金庫です。横浜に勤務しているとき、すでに麻薬の取り扱いについてはしっかり教え込まれていたので帳簿に付けたりすることは決して苦ではないのですが、やはり麻薬扱いとなってしまったケタミンは以前のように手軽なものでなくなってしまったことは事実です。父の知っている年配の先生もケタミンの絡みでもう手術はやらないとまで言っているようです。これからはどんな業種でもいろいろ規制されることが増えていくのだろうけれど、悪用されたことで規制されるようなことがないことを期待したいものです。
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