入院というと先生が一晩中付きっきりで治療してくれて安心なイメージかあるかと思います。一晩中付きっきりは無理としても、状態によっては数時間おきに見回ってくれていれば入院の意味があるかもしれません。自宅に併設されている病院ならば見回りや付き添いは自由なのですが、テナント契約の病院だったりすると、夜間人が滞在(宿泊)すること自体が契約に反してしまうことがあるため病院を空けざる終えないという話を知り合いから聞いたことがあります。けれどもどうしても入院が必要な患者さんが来た場合は、寝袋を持ってこっそり夜勤をするという先生もいらっしゃるそうです。
入院は飼い主さんが自宅で管理するのが難しい状態(手術後etc.)であったり、点滴による継続的な治療や管理が必要と判断された場合に勧められるものだと考えています。入院させたらからには責任を持って管理するのが獣医師としての使命。入院させるだけさせておいて、夜間は院内に誰も滞在(見回り)することがない病院もあるそうです。夜間どのような管理をしてくれるか確認することは、実際に入院をさせるかどうかを決める重要なポイントだと思います。必ずチェックしてみてくださいね。
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