このレントゲン写真は“変形性脊椎症”という病気のものです。(矢印の部位が変形を起こし始めているところです)基本的には年をとってから(だいたい7歳過ぎ位)見られるものなのですが5歳くらいでレントゲンを撮ったら偶然にわかってしまう場合もあります。どんな犬種にも見られるものなのですが、最近人気のあるミニチュアダックス(特に太っている)には比較的よく見られる病気なのです。このレントゲンは非常に重度な症例のものなのですが、症状は歩けなくなってしまったり自分で排泄行為ができなくなったりと本人にとっても飼い主にとっても辛いものです。若いうちから太らせてしまうことは内臓にも負担をかけますが足腰にも大きなダメージを与えてしまいます。ダックスをお飼いになっている飼い主の皆さん、太りすぎにはくれぐれもご注意を!
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