7月末から手術の際に使用している電気メス【VIO300D】。これについている機能の一つであるバイクランプ。使用メインの手術は卵巣・子宮全摘出術(写真は卵巣動静脈をクランプし止血ているところ)なのだが、一度使ってしまうとこんなにも手術が手早くすむモノかというくらい短時間で済ますことができます。人医療の方ではこの機械の導入で手術時間が1時間以上短縮できたという話も聞きました。先だって行った腫瘍摘出手術の際も血管の処置の楽なこと楽なこと。もしかしたら自分は手術が上手くなったのではないかと錯覚するくらいスムーズにしかも手早く手技を行うことが出来ます。
病院開業にあたって3種の神器と呼ばれていたものといえば、数年前まで血液検査の機械・レントゲン・エコーなどといわれていましたが、最近では内視鏡・CR(コンピューター処理されたレントゲン装置)などといわれていますがその中にこの電気メスを付け加えてもいいくらいこれから需要があるモノではないかと思っています。何となく機械の宣伝(というか自慢)のような記事になってしまいましたが、これから手術のスタンダードになっていくモノではないでしょうか。
コメントを残す