先週の金曜日脾臓摘出術を行いました。13歳のラブラドールが急に倒れ、何処かわからないけれど痛そうにしているということで来院されました。血液検査してみるとHt値が16%、エコーでは脾臓から連続した腫瘍が確認されました。何かのきっかけで脾臓にできた腫瘍から出血が起こり倒れたのでしょう。すぐに手術をしたかったのですが、ちょっと動くと倒れてしまうような状態だったのでたっぷりと点滴し、乾燥プラズマによる成分輸血を行い手術に挑みました。高齢で危険を伴う手術でしたが、無事に終えることができ高齢とは思えないほどの回復力で元気になっています。とはいえ病理検査の結果次第ではさらなる治療が必要です。今年に入って行っている同手術の検査結果はどれもよくないものでした。今回は・・・悪性でないことを願うばかりです。
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