昨日は木曜日の休診日を利用して、自分には手に負えない症例(前肢の骨格異常→橈骨形成異常?)の手術してもらいにみなとよこはま動物病院にいってきました。ただ永岡先生が手術するのを見るだけでは身にならないので、自分が持っている技術で手術するならばということシミュレーションして挑ましてもらったのですが・・・。目から鱗が落ちるというか、整形外科を知り尽くした人だからこそできる技術をみせてもらいました。手術前には著しく湾曲していた前肢が、術後にはほぼ正常な形態になっていました。自分なりに参考書を読んでシミュレーションしていったことがいかにレベルの低いものか、そして参考書の手技がいかに遅れているかということをまじまじと思い知ってきました。
手術が終わったあとに永岡先生に“反対足は自分でやってみな”といわれましたが、これは“手先が器用なだけでは到底できるものではないぞ!”といわれているような気がしました。マラソンでいったら永岡先生は既にゴールのテープを切ろうとしているところで、私はまだスタートもできていないような・・・。まだまだ自己研鑽が必要だ。頑張らなくては。
コメントを残す