23日(月)は都合により、午後の診療を16時までとさせていただきます。
ゴールデンウィーク中の診療について
父が昨年12月に入院し、年が明けてまさか父を見送ることになり、バタバタと突っ走ってきた約5ヶ月間。先週で自分の担当日である狂犬病集合注射も終了し、ホッとしてしまったのか風邪をひいてしまいました。もうすぐゴールデンウィーク。今年は以下の日程でお休みをいただこうと思っております。皆様、事故のない連休をお過ごし下さい。
4月29日 休診
4月30日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
5月1日 午前10:00〜12:00 午後休診
5月2日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
5月3日 休診
5月4日 休診
5月5日 休診
5月3日 通常診療
剥離骨折
生後6ヶ月頃、活発な犬猫に起こることがある剥離骨折の症例です。骨の成長は部位にもよりますが、生後12ヶ月で完了すると言われています。骨が伸びるというと骨の真ん中あたりが伸びるような気がしますが、実は骨の両端にある成長板という軟骨組織が成長することで骨が伸びていくんです。この軟骨組織、言葉どおり柔らかい骨なので高いところから落下したり、強い外傷をうけたりすると元にあった場所から剥がれるように離れてしまいます。これが剥離骨折です。写真は生後7ヶ月の犬にみられた脛骨粗面(膝のお皿の下の靱帯がついている部分)が剥離骨折したものです。この部分の剥離骨折には強い力がかかるためしっかりした固定が必要になります。どんな骨折手術でもそうですが、手術のあとに安静な状態がとれないと骨折がしっかり治らないことがあります。術後入院が必要なのはこういった訳なのです。元気なのにお返しできない・・・難しいところです。
4月 休診のお知らせ
8日(金曜日)は、都合により午前のみの診療となります。
4月は診療時間の変更があるかとおいます。ご迷惑をおかけしますがご協力お願いいたします。
4月 診療時間変更のお知らせ
以下の日程で狂犬病予防集合注射に参加いたします。その為、午後の診療開始時間にやや遅れが出る可能性があります。
15日(金)・22日(金)
ご理解のほどよろしくお願いします。
レーザー治療のススメ。
レーザーというと何となく怖いイメージがあるかもしれませんが、出力を変化させることで手術に使用したり痛みを和らげる理学療法を行うことができるため、当院では整形疾患の治療法の1つとしてとしてレーザー治療を行っております。
写真は前十字靱帯が部分断裂を起こしてしまったラブラドール・レトリーバーの膝にレーザー治療を行っているところです。
犬の前十字靱帯断裂ではTPLOなどによって外科的に治療していく症例と、体重管理やレーザー治療によって温存治療を行うことが可能な症例があります。写真のラブラドール・レトリーバーは約3ヶ月のレーザー治療で症状の改善が見られ、現在ではどちらが痛めてしまった脚かわからないくらい元気に歩いています。
この他にも、膝蓋骨脱臼整復手術後のリハビリやミニチュア・ダックスフンドにみられる椎間板ヘルニアの治療としても効果を上げております。どうしても手術をしたくない、手術以外に何か方法は無いのか、という時の治療法の1つとしてお勧めします。(症状によりレーザー治療の適応が難しい場合もあります)
たくさんのありがとうと共に・・・。
昨日、父の四十九日法要と納骨を行ってきました。昨年12月13日から昨日まで本当に慌ただしい日々が続き、今日は葬儀屋さんが今まで使用していた祭壇を引き上げにやってきました。広々してしまった部屋を見て、なんだか寂しい気持ちと父を無事に送り出すことができたホッとした気持ちとが複雑に交差しております。明日からは3月。少しずつ春に向かって空気が変わり始める月。まだまだ自分の中では病院2階にある自宅に父がいるような感覚が拭いきれませんが、新しい一歩を踏み出していきたいと思っております。そんななか自分は現在、父も楽しみにしていた博士論文を英訳することに勢力を注いでおります。日本語での論文がほぼ完成したとことで逝ってしまった父のためにもしっかり完成させるぞ〜。
2月 休診日のお知らせ
1日 整形外科セミナーのため、午前のみの診療となります。
27日 親戚・四十九日法要のため、午後のみの診療となります。
28日 父・四十九日法要のため、休診となります。
1月15日は・・・。
父、葬儀のため休診とさせていただきます。
16日より診療いたします。
ご報告
何度かこちらでもお知らせしておりましたが、前院長であり私の父である野亦克彌は、1月12日午後4時35分、私たちの手の届かない場所へ旅立っていきました。12月1日より前立腺ガンに対する抗がん剤治療と、痛みを緩和するための放射線治療のために済生会宇都宮病院に入院いたしました。途中までの経過は良好でしたが、13日の晩より突然意識を失ってから約4週間。もう一度言葉を交わしたいという私たち家族の願いは叶うことなく逝ってしまいました。家族としてはもう少しがんばってほしかったという気持ちですが、病気と痛みから解放され安らかに眠っている父の顔を見ていると『これで良かった。きっと自分で納得して選んだ道なんだ』と自分に言い聞かせております。
ご心配をいただいて連絡をいただいた皆様、本当にありがとうございました。