獣医界でも毎年少なくとも1〜2つ新しい薬(新薬)が発売されます。それは心臓の薬であったり、痛み止めであったり。どれも副反応や体内臓器に対しての影響について研究されているので安心して使うことができます。良い薬を安心して使えるということはすばらしいことなのですが、特許などの関係で発売当初は値段が非常に高価ということがネックになってきます。身近なところですと“ガスター”という薬があります。発売当初は非常に高価だった薬ですが、現在ではその後発品(ジェネリック医薬品)が発売されたことで手頃な薬として患者さんにも処方できるようになりました。もちろん命に関わるものですから値段がどうこうとはいえませんが、病院自体の仕入れ値が高いものはどうしても飼い主さんのおてもとに渡る際には高くなってしまいます。そのところ皆さんご理解お願いします。
Dr.永岡、来院!
本日27日から28日にかけて宇都宮総合文化センターにて学会が開かれます。その学会にスピーカーとして出席されるため、私の師匠である永岡先生が当院に立ち寄ってくださいました。(写真左から永岡先生、私の父、私、ソウル大学教授・權先生)先日は午後を利用して日光観光、宇都宮に戻ってきてから餃子の食べ歩きと楽しい時間を過ごさせてもらいました。特に帰りの車中では久しぶりに永岡先生からこれからの病院のあり方についてなどアドバイスを頂くことができました。あらためて永岡先生からの獣医師訓にならって毎日を励んでいかねばと思いました。
休診のお知らせ
26日(金曜日)、午後の診察は休診とさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
前立腺にご注意!
前立腺肥大というものは耳にしたことがあるかと思いますが、前立腺嚢胞というものをご存じですか?前立腺は洋なしを二つ並べたような形態をしており、この写真の中央部に黒く抜けているところが嚢胞になります。嚢胞ができるくらいだともちろん前立腺も肥大を起こしており、お腹を押すと痛がったり、排尿が異常に長かったり、ひどい場合には排尿ができなくなることもあります。
前立腺がらみの病気はほとんどが高齢で去勢をしていない場合によく見られます。飲み薬によって治療することもできますが、可能(年齢や健康状態)ならば去勢手術を受けることが一番の治療になります。治療方針については主治医の先生とよく相談してみてくださいね!
自然が豊かだと・・・
私が住んでいる宇都宮というところは、町中からちょっと足を伸ばすと自然が豊かなところに行くことができます。自然が豊かということは人にとっては癒しの効果もあり有り難いことなのですが、犬猫にとっては危険がいっぱいということもあるようです。
なかなか下痢が治らない猫かいるということで便をもってきてもらい検査をしてみると、学生の時に実習で見た以来お目にかかることがなかった寄生虫の卵を見ることができました。“壷形吸虫”というものの卵なのですが、これに感染しているカエルやヘビを摂取することで卵が成虫となり猫の腸で悪さをするようです。とにかく頑固な下痢が症状です。よく狩りをしてくる猫でなかなか治りの悪い下痢では要check!かもしれません。
里親募集!
昨日、病院の入り口にやっと目が開けられるようになった子猫(真っ白な女の子)が置かれていました。非常に元気な声で鳴いています。こちらを御覧頂いている方で、この子の飼い主になってもいいという方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。猫を初めて飼うという方でも大歓迎!初年度のワクチン代は無料、以後の治療費も優遇させてでさせて頂きます。
骨も人並み?
交通事故に遭ってしまったという事で来院されたピレネー。当院の入り口の階段を上ってこれる位だから大事には至らなかったのかと思いきや、後ろ足(下腿骨)が完全に折れてしまっていました。レントゲンで確認すると骨を横断するように折れる横骨折という状態。54キロの体重を支えるためには相当しっかりした固定材料が必要でした。 [もっと読む…] about 骨も人並み?
ちょっとお洒落に
今までは病院の名前だけをカッティングシートによって貼っていたのですが、診療時間の変更などあったため表示を変えなくてはと思っていました。どのようにしようかと思っていたところ、業者の方に紹介して頂いた方が写真のようにデザインしてくれました。改装して4年になりますが、入り口のドアだけはこの病院を建ててからの20年もの。新しくすることも良いですが、古いものに手を加えてみるのもなかなかいいものです。
お盆中の診察時間について
13日(土曜日)〜16日(火曜日)までの4日間、診察時間を変更させて頂きます。午前は10:00〜12:00まで、午後は3:00〜6:00までとさせて頂きます。特にお盆休みはありません。よろしくお願いします。
薬は通販で買う時代?
インターネットが普及し、家にいながらにして何でも買い求めることができます。私もインターネットを利用して何度か買い物をしたことがあります。便利で有り難いことですが、私たち獣医師にとっては正直迷惑なことを発見してしまいました。“フィラリア予防薬”の通信販売です。価格にばらつきのある獣医療ですから当然フィラリア予防薬の値段も病院によってはまちまちです。このようなことが薬のネット上での販売につながってしまうのかもしれませんが、あくまでフィラリア予防薬は処方薬であり投与前に検査をすべき薬だということを販売している側、そして買い求める側の方々が理解しているのでしょうか?さらには薬の種類や投与量によっては危険をはらんでいることを理解されているのでしょうか?販売する側には飼い主さんに適切な説明を、そして買い求める側には何かあった(ショック症状やフィラリアに感染など・・・)としても自己責任の意識を持って頂きたいものです。