お休みモードの体からお仕事モードの体に戻りつつあるのではないでしょうか。当院でも1日お休みをいただきましたが、いろいろあった連休でした。1つ目は猫の骨折。全く家の外に出さないということでしたが、その猫の膝は3つに砕け大変なことになっていました。が、術後の経過もよく少しずつではありますが骨折した足を使って歩いてくれるようになりました。2つ目はコーギーの椎間板ヘルニア。連休前までは飲み薬の効果もあってかよく歩けていたのですが、急にまた歩けなくなったとのことで来院されました。明らかに初診の時と様子が違ったのでMRIを撮ってもらうことにしました。すると頸椎〜胸椎に大きな椎間板ヘルニアが確認され手術に。とは言ってもこの部位の椎間板ヘルニアは難易度が高いため大学病院を紹介させていただきました。3つめはパピヨンのお産。以前にも当院で帝王切開させていただいたのですが、今回も胎盤剥離の兆候が見られたため手術を行いましたが2頭のうち1頭は残念ながら亡くなってしまいました。これからの時期は狂犬病予防接種やらフィラリア予防やらで忙しい時期になりますが、こんなときでも様々な病気に対応できるよう自己研鑽しておかねばならないと痛感しております。
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G.W期間中の診療について。
みなさん、今年の連休はどのように過ごされるのでしょうか?連休中は何かとせわしく思わぬ事故に見舞われることもあります。くれぐれもペット(もちろん飼い主さんも)に事故がないようにお過ごしください。さて当院の連休中の診療ですが以下のようにさせていただこうと思っております。よろしくお願い致します。
29日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
30日 木曜:休診日
1 日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
2 日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
3 日 午前10:00〜13:00 午後休診
4 日 午前10:00〜13:00 午後休診(大学院の場合、終日休診)
5 日 午前10:00〜13:00 午後休診
6 日 休診
7 日 木曜:休診日
8 日 通常通り診療
尚、急患に限っては時間外でも可能な限り対応させていただきます。
ドメイン名変更のお知らせ。
サーバー移転に伴ってドメイン名が乗っ取られるというトラブルが発生しました。ホームページの運営をお願いしている友人の話では、今まで使用していたnomata-inuneko.comが何者かによって乗っ取られ、【今まで通り使いたければ・・・円払え】といった詐欺まがいの請求が送られてきたそうです。非常にまれなケースらしいのですがドメイン名を変更するのが得策とのことでドメイン名をnomata-inuneko .jpに変更させていただきます。ブックマークにされている方は新たに登録のほどよろしくお願いします。しかしドメイン名が乗っ取られるなんて・・・。どんな世界にも何とかしてお金を稼ごうと悪知恵が働く業者(人)がいるもんなんですね。怖い怖い。
結果報告。
サーバーのトラブルなどで更新が思ったように出来ず、結果の報告が伸び伸びになってしまいましたがここに報告させていただきます。去る2月3日、私は東京医科歯科大学大学院の入学試験を受けて参りました。正式な試験を受けるなんて大学受験以来、しかも英文読解(←これがやたら難しかった)・小論文・面接といった内容。英文読解の出来がいまいちで、小論文も起承転結をつけた文は書くことが出来たけれどいまいち満足いく仕上がりではなく、面接もあっという間に終わってしまい、これは厳しいなと思いながら発表の日を待っていました。
ところが手元に届いたのは合格通知書。というわけで、4月から大学院生になることになりました。とはいっても、1週間ずっと大学院に通うわけではなく週に2回くらい授業と研究を進めるため通学する社会人コースというものです。木曜日の休診日を利用しての通学を考えておりますが、講義の関係でやむなく他の曜日が休診になることもあり患者さんにもご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、ご協力のほどお願いします。
ご迷惑をおかけしております。
患者さんから『先生ホームページ(blog)やめちゃったんですか?』と聞かれる今日この頃。じつはサーバー移行の際にトラブルが発生してしまい、ホームページが見られない状態がかれこれ2週間以上。私も参っております。ホームページの運営を任せている友人も、これまた参っています。もうすぐ再開できそうですので、もうしばらくお待ちください。
またもや、更新が・・・。
がんばろうと思っていたのですが、手術が立て込んでしまったり、自分の病気の定期検診があったり、個人的な受験勉強があったりとなかなかPCに向かうことができませんでした。ここにきて少し落ち着いたので今までのご報告をさせていただきます。“あけましておめでとうございます。”なんてEntryしたのもつかの間、今年1番目の手術は異物の誤飲でした。飲んでしまった本人(犬)はケロッとしているのですが、飼い主さんが大慌て。どんなものを飲んでしまったのかと尋ねるとネズミのマスコットとのこと。早速レントゲンを撮ってみるとなにやら怪しい陰が・・・。実際にあけてみると猫をじゃらすような小さなプラスチック製のネズミが出てきました。それが落ち着いたかと思えば立て続けに膀胱結石の手術が2件。自分が小さい頃、伯父と父が診療していたときこんなにも膀胱結石なんてあったんだろうか・・・と思いながら手術。やはりストロバイト結晶というやつで、再発防止のため現在は処方食を食べてもらいながら検診しております。
昨年末から患ってしまったメニエル症ですも、ちょっと怪しいときも数日ありましたが現在は薬を飲まなくても済むようになりバリバリ仕事ができるようになりました。けど、あまり無理をしたりストレスを溜め込むと再発するみたいので無理せずがんばっていこうと思います。
さて個人的な受験勉強とは大学院受験のためのものでした。落ちたら恥ずかしいなぁと思いながらここに書くべきかどうか迷っていたのですが、参加(受験)することに意義があるという意味では貴重な体験ができたかなぁと思っています。合格発表はまだ先ですが合否はともかく獣医学以外のこと(英語)を勉強する習慣がついたことはよかったと思っております。仕事もプライベートも充実したハードな1月を過ごしました。さて、明日も手術だ。仕事も更新もがんばろう。
あけましておめでとうございます。
新年、あけましておめでとうございます。本日5日より通常通り診療を開始しております。比較的暖かな年末年始のためか、お休み中にかかってくる電話の量も少なくゆっくりすることができました。しかし寒さはこれからが本番です。体調を崩さないように新年をスタートしていきましょう。今年も皆さんのお役に立てるよう頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
長かったような、短かったような、2008年が終わろうとしています。今日の午前中は年内最後の手術だったチワワのお迎えがあり、午後はワクチン接種や年末お薬が切れないように取りに来る患者さんなどで平和に診療を終了しることができました。今年も多くの患者さんと接し、多くのことを学ばせていただきました。救えた命もあれば、残念ながら救ってあげられなかった命もありました。ああしておけばこうしておけばと考えることもありますが、この一年の糧を来年の診療に生かせるよう精進していきたいと思っております。来年の診療開始は5日からとなります。皆さん事故の無いよう年末年始をお過ごしください。
PS.12月始めに患ったメニエル様症状はお陰様で薬を飲まなくてもいいようになりました。が、その際に行った血液検査が引っかかり再検査をしました。その結果が出るまでのドキドキ感というものは今までに経験したことがないくらい不安にさせられました。これが患者さんの気持ちなんだなぁ・・・ということを年末に経験させてもらい、これもまた来年の診療に生かすことができればと思っております。
ご報告。
このホームページでも何度か話題にさせていただいている【メニエル症】ですが、まさかこの病気が自分の身に降りかかってくるとは思ってもみませんでした。12月にはいり、左耳が聞こえにくいというか音が反響して聞こえる様な症状があったのですが、風邪の前兆あるいは疲れからだろうとさほど気にしないようにしていました。ところが8日の朝、状況は一転しました。目が覚めてトイレに行こうと激しい眩暈に襲われ立つことができません。何とか這いながらトイレに着くと今度は吐き気が・・・。病院嫌いの自分でしたがこれではどうにもならんということで病院で診察を受けると軽い【メニエル症】ということで血液検査と静脈注射、お薬をいただいて様子を見ることになりました。先日の検診では血液検査にも異常は無くお薬を飲んでいることで症状はだいぶ楽になっているのですが、手術があったりすると終わるとその疲れからか夕方になると辛くなってきます。あまり無理をすると症状がぶり返してしまうので、皆様に迷惑を掛けない程度に休みながら診療させていただきます。来院の際には事前にお電話を頂けると幸いです。よろしくお願いします。
思ってもみないところで・・・。
当院ではニキビダニの治療にアイボメックあるいはデクトマックスという薬剤の注射にあわせて、六一○(ムトー)ハップという入浴剤での薬浴をお勧めしていました。ところが今年硫化水素による自殺事件のあおりを受けた様な形でこの薬浴剤が製造〜販売をやめてしまったという記事を目にしました。【本格的入浴剤の製造中止】 ニキビダニ治療は治療期間や費用もかかるものなのですが、比較的安価で自宅でもできる治療法のひとつとして行っていたのですがもう販売されないようです。麻酔に使用するケタミンもそうでしたが、悪用されることで規制や販売中止に追いやられるものも少なくありません。今後このような事が少しでも減ってくれることを願うばかりです。