“良いものを少しでも安く!”電気店のキャッチフレーズみたいですが、これは誰しも望むことだと思います。私も電化製品を買うときには市内の電気店を全て回って一番安いところで購入しますし、やはり安いということは消費者の気持ちを動かす一番の要因になることは分かっています。保険制度が確立していない獣医医療は診療費について、明確な基準というものがありませんからばらつきがあることで飼い主の皆さんにはご迷惑をかけることがあるかと思います。しかしながら、安易に一件の病院が・・・ [もっと読む…] about 競争にもいろいろありますが・・・
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どうなったのかなぁ?
当院は日・祝日も診療させてもらっているので、“かかりつけの病院が休みだから救急で診て欲しい”という方もいらっしゃいます。症状がさほど重くないものならばあまり心配はしないのですが、症状が重く入院を勧めてもとりあえず連れて帰られた患者さんや、外科的な処置が必要だけれど主治医の先生と相談したいということで帰られた患者さんのことはどうしても気持ちのどこかに引っかかってしまいます。治療に携わった者としては、主治医の先生のところに戻られたとしてもその後の経過が気になるものです。飼い主さんも1回きりの来院となるとあえて連絡するのも気が引けるのかもしれませんが、できれば経過がどうなったのかお知らせ頂けるとありがたいものです。
迷い犬のお知らせ
本日、当院に写真の迷い犬(♂・5歳くらい)を連れて来院された方がいらっしゃいます。19日に河内町立伏付近にて保護されたようで、人にも病院にもよく慣れています。当院にてチェックをさせて頂きましたが健康状態は良好です。お心当たりのある方は当院までお知らせください。
獣医療にも漢方を!
人の処方薬にも最近は漢方薬が積極的に取り入れられているようですが、当院でも漢方薬を少しずつ使うようにしています。というのも“お薬を飲ませるのが嫌!”と言う患者さんも漢方薬=自然のものというようなイメージがあるようで安心して飲ませることができるようです。もちろんまだまだ漢方薬だけでなく抗生物質を頼らなければならない場合も多いのですが、症状によっては漢方薬だけで改善させることができたものもあります。まだまだ漢方薬についてはハンドブック片手に勉強しながらの処方ですが、これからもっとレパートリーを増やしていければと思っています。飼い主の皆さんは漢方を選択しますか?しませんか?
天気予報ならぬ
ペットの夏バテ予報というものを発見しました(http://www.pedigree-otenki.jp/)。散歩させるとしたらどの時間帯なら安全かどうか折れ線グラフで表示され、散歩にあたっての注意事項など細かくチェックされています。熱中症や熱射病に対しての飼い主さんやメーカー側の意識の高さがうかがえますね。梅雨明けも間もなくのようで、本格的な暑さが襲ってくるのはこれからだと思います。このような情報を参考にしながら、ペットの夏バテには気を配ってあげてください。
来院を躊躇させる・・・
飼い主さんが先生に言われたくない一言として“どうしてここまで放っておいたの!”ということのようです。確かに犬猫のことを第一に考える?熱い?先生ならば飼い主さんに対してこんな感じで怒るのだろうけれど、飼い主さんからしてみれば決して放っておいたわけでもない場合もあるようです。先日、横浜の方から電話をいただき話を聞いてみるとどうやら腫瘍ができているようなのですが・・・ [もっと読む…] about 来院を躊躇させる・・・
健康のために
健康ブームというか、人も動物も健康になる(維持する)為にサプリメントを飲んだり様々な努力をしています。人はどんなに不味かろうが、量が多かろうが、“これが健康のため・・・”と思うことができるので無理してでも決められた量を飲みますが、犬猫の場合なかなかそうはいかないようです。病院で処方させてもらう薬も同じことで、飲ませるには一苦労されている飼い主さんも多いのではないでしょうか?良かれと思ってやっていることが当の本人にとってはいい迷惑になっていることもあります。薬やサプリメントを混ぜることで食事を摂ってくれなければ、健康はおろかかえって病気を招いてしまうことでしょう。
健康になるためにはまず規則正しい食生活をさせてあげることが大切だと思います。薬にしてもサプリメントにしても、体内に摂取されなければ何の効果も発揮することはできません。健康な体を作っていくには一番何が大切なのか?よく考えなくてはなりませんね。
無責任な一言
経験したこともないことをさも自分が経験したかのように話す方がいます。仮に経験していたとしても、たまたま運が良かっただけであって、すべてに同じことがいえることなどそうそうあり得ないのですから。困ったことにフィラリアを予防していない方が一言“フィラリアなんか予防しなくたって平気だよ!現にうちのは予防してなくても元気なんだから・・・”なんて話を鵜呑みにされてしまうと大変なことです。フィラリアはもとよりパルボやジシテンパーなどのウイルス病も少なくはなりましたが、やはり予防があってのものです。
“あの人が大丈夫だといっていたから・・・”と泣き言を言ってもその“あの人”も責任は取ってくれませんし、辛いのは病気にかかってしまった本人とその飼い主さんです。病気に罹ってしまってからでは遅いのです。あまり突飛な話(一言)には食いつかないでくださいね!
愛犬入院中!
我が家にはもうすぐ5歳になるチワワ(写真)がおります。子供を取ることも考えていなかったので早々に不妊手術(卵巣子宮全摘出術)をしようと思いながら4歳になってしまい、いい加減手術しようということになり本日手術を行い犬舎に入院しております。体重1.2kgの体格なので麻酔が平気かなぁ?と思っていましたが、新しい麻酔機が安全に呼吸を管理してくれていたので安心して手術を行うことができました。新しい麻酔機の試運転のような形になってしまいましたが、無事に終えることができてなによりです。
待ってました!
blogをはじめてこのページを読んでくれるのは飼い主さんがほとんどで、獣医さんは目にもとめてくれないだろうと思っていました。仮に読んでくれたとしてもコメントを入れてもらえることなど考えてもいませんでした。ところが2年目にしてやっとある先生からコメントをいただけました。イヤー、嬉しいことです。情報を提供するという点である程度一方通行になってしまうことは想像していました。そんな時に飼い主さんからいただくコメントは、ある意味応答があったようなものですからそれだけでも嬉しいものでしたが、同じ立場にいる方に共感のコメントをいただけるということはさらに嬉しいことです。これからこのblogを使うことでもっとたくさんの先生方と意見交換ができるようになると楽しいだろうなぁ!皆さん、文の最後にある“No Comments”というところをクリックしていただければコメントを書き込むことができます。たくさんのコメントをお待ちしています。