blogをお休みしていた約2週間の間に私は癌という病気に悩まされていました。(しかも3つ・・・)ちょっと前までは気づかなかった病気でも診断能力や検査機関の発達によってきっちりと診断がつくようになりました。1つはゴールデンレトリーバーによくみられるリンパ腫、もう1つは脊椎手術した際に発見された骨髄腫、残り1つは避妊手術した際に発見された子宮内膜癌です。中でも厄介なのは骨髄腫の治療です。抗ガン治療と平行しながら麻痺を起こしている後ろ足のリハビリも行わなくてはならないため、本人は大変辛い思いをしているのだろうと思われます。子宮内膜癌については浸潤も起こしておらず病理検査の結果、完全切除できていたようなのでひとまず安心といったところです。人でも動物でも“癌”という病気はいやなものです。
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本日より復旧しました!
新システム導入によりしばらくお休みさせていただきましたが、本日より再開させていただきます。少々不慣れな点がありますが、また頑張ってEntryしますのでよろしくお願いします。
メンテナンスのため
本日より木曜正午まで、metamix.comのメンテナンス作業のためEntryをお休みさせていただきます。
野良猫≠地域猫
yahooのトピックスを読んでいたところ“地域猫”という言葉が目につきました。読んでみるとさいたま市でこの地域猫が虐待の被害に遭っているとのことでした。ところで皆さん、“地域猫”ってどんなことかお解りになりますか?タイトルにありますように野良猫≠地域猫ではないんです。飼い主はいませんがその地域のボランティアの方によって不妊手術をされ、食餌や糞尿の世話をしっかり受けている猫たちのことなのです。けれど・・・?n [もっと読む…] about 野良猫≠地域猫
ノミ・ダニの季節
少しずつ桜の開花宣言もされ日中の肌寒さも和らいできました。まだまだ寒いのであまり積極的には予防を薦めていなかったのですが、ノミ・ダニが犬に居たという報告を受けました。彼らもだんだん寒さに強くなっているのでしょうか??n もうすぐフィラリアの予防シーズンがやってきますが、今年はノミ・ダニ駆除薬もさらに進歩したものが様々なメーカーから発売されるようです。当院も今年は何を飼い主さんに勧めようかと考えているところなのですが、やはり効果があってお手頃価格のものが一番ですよね。メーカーさんの動向を見ながら一番いいと思われるものをchoiceしたいものです。
予防接種月間です!
4月から6月までの2ヶ月間は狂犬病予防接種月間です。今までも何度かEntryしていますが狂犬病の予防注射というものは、例えが適切ではないかもしれませんが自動車を運転するにあたっての自賠責保険のようなものです。狂犬病の発生は日本では何十年も認められたはいませんが、だからといって接種しなくても良いというものではありません。万が一人を咬んでしまったり、あるいは海外に連れて行かなければならなかったりするときに接種していないと問題が発生します。“うちの子は平気だろう。”とか“うちの子ぐらいは打たなくても・・・”という気持ちはくれぐれも持たないでくださいね。
本日で・・・
2カ月にわたったPetDoc強化月間を終了させていただきます。健康そうには見えても検査してみないと判らないことはたくさんあります。今回のPetDocでも、私自身思わぬ発見をすることができ改めて診察の仕方や検査について考えさせられました。(ただ5歳以下のペットについてはまだまだ必要はないかと思います。相当不摂生をさせていない限りですが・・・)?n 今回のような試みはまた秋にでも実施したいと思っております。今回PetDocを受けることができなかった方も、HomePage上でお知らせいたしますので日頃見逃しがちな健康checkとしてお受けになってみてください。
カビの検査
皮膚病にはいろいろな原因がありますが、その一つにカビが原因による皮膚病があります。“皮膚糸状菌症”といいますが、これを臨床症状のみで判断することはなかなか難しく診断を確定するには“真菌培養”を行うのが間違いないかと思います。(写真は左側が培養前の培地、右側が真菌が培養されている培地です)?n “これはまさかカビによるものではないだろう。”と思っていてもカビによるもので治療が長引いてしまうこともあります。カビによる皮膚病が疑われたなら、お薬をもらうだけでなく真菌培養の検査も同時にしてもらうことが大切ですよ!
ちょっと強烈・・・
昨日のEntryの中に摘出した卵巣と子宮を載せてみたのですが、やはり一般の方には刺激が強すぎますよね。Entryする写真はその都度考えながらどうするかを決めるのですが、やはり飼い主の皆さんに知って頂きたい、あるいは注意して頂きたいこととなるとちょっと強烈なものもEntryせざる負えないときもあります。なるべく吟味してEntryしていくつもりですのでこれからもよろしくお願いします。?n ところで今日もソーセージをビニールが付いたまま食べてしまった子が来院しました。吐かせることができましたが、詰まってしまったら手術しかありません。飼い主の皆さん、食物を与えるときあるいは与えた後の袋などの処分には気をつけてあげてください。
子宮の膨らみ!
“そろそろ避妊手術をしましょうか”ということで5歳の女の子の手術を受けたところ、お腹を開いて直ぐに“あれっ、この膨らみは?”と思ってたぐり寄せたところ子宮にできたしこりでした。これといって大きな症状もなく何となく陰部を気にすることが多いくらいで、このしこりを象徴するような症状は見られていませんでした。?n [もっと読む…] about 子宮の膨らみ!