動物病院を大きくするということは、獣医をやっているものにとって1つの目標かもしれません。しかし病院(器)を大きくするということは、それを受け入れるだけの態勢(スタッフ)を充実させねばなりません。昨年、みなとよこはま動物病院理事長の永岡勝好先生が当院を訪れて頂いた時にこんな話をして頂きました。“野亦よ、これからは(病院を)大きくするだけが良いとは限らないぞ。” [もっと読む…] about 当院の目指すところ
今年もよろしくお願いします。
少しずつお正月ぼけが抜け、徐々に通常通りの生活リズムを取り戻してきている今日この頃です。皆さん年末年始は大きなトラブルには見舞われずにすみましたか?当院も1〜3日は午後のみでしたが診療していたのですが、急患もなく穏やかなお正月を過ごすことができました。しかし今年の寒さは厳しいですね!こんな時期は猫の尿閉や膀胱炎が増え始めます。当院でも7日から本日まで2頭がこの症状のため来院されました。雄猫、特に早期に去勢されている猫を飼われている方は排尿がスムーズにされているか、尿が赤くなっていないか(血尿)checkしてあげてくださいね。
あけましておめでとうございます
このblogを御覧頂いている皆さん、あけましておめでとうございます。最近はメールで新年の挨拶を済ませるような傾向にあるようですが、そんななか患者さんから多数の年賀状を頂きました。県内はもとより遠くは群馬・神奈川・福岡から頂くことができました。ありがとうございます。今年も飼い主の皆さんに役立つ情報を提供できるよう頑張りたいと思っています。よろしくお願いします。【尚、当院は明日4日から6日までお正月休みとさせて頂きます。】
良いお年をお迎えください!
今年もあっという間に12ヶ月が過ぎ、気がつけば明日は2006年です。当院でも病気が良くなって感謝されることもあれば、私の力が及ばず思ったような結果を出してあげられなかった患者さんもいらっしゃいました。私のHome Pageを読んで頂いている皆さんにとってはどのような1年だったのでしょうか?お問い合わせに答えることのできなかった方、ほんとに申し訳ありませんでした。ともわれ来年は戌年です。犬を飼われている飼い主さんにとって良い年でありますように!(猫を飼われている方、すみません。)来年も様々な話題を提供できるよう頑張ります。
“パグル”って知ってます?
犬好きな方ならピンとくるかもしれませんが、パグとビーグルをかけ合わせた新しい犬種のようです。ニューヨークではパグルを“デザイナーズドッグ”と呼んでいるようで今大人気なようです。以前にもマルチーズとヨーキーを交配した“マルーキー”、マルチーズとダックスを交配した“マルックス”など思わぬ交配が可愛い犬種を生み出すことがあるようです。はたしてこの“パグル”も日本で大流行するのでしょうか?何にしてもペットを飼うというのはファッションではありません。1つの命に対して責任を持たねばならないということを認識し、興味本位で犬種を選ぶようなことをして欲しくないものです。また、流行に流された無責任な交配によって、不幸な犬が増えないことを願うばかりです。
年末年始の診療時間につて
年内は31日まで診療させて頂きます。(診療時間の変更あり)
30日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
31日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
元日 午前休診 午後1:00〜4:00
2日 午前休診 午後1:00〜4:00
3日 午前休診 午後1:00〜4:00
4日(水)〜6日(金)はお正月休みとさせて頂きます。尚、7日からは通常通り診察しております。皆さん、病気や怪我の無いよう年末年始をお過ごしください。
クリスマスと言えば・・・
今日はクリスマス・イブ、町ではケーキやチキンを売るお店に列ができているのではないでしょうか?ちょっと浮かれがちなこの時期、食べ物によるペットのトラブルも少なくありません。おそらく今日の食卓には鶏の絡んだ料理が置かれているかと思いますが、骨付き(あるいは串つき)の鶏肉を誤って与えてしまうことで骨や串がノドにつまる(刺さる)といった症状を招いてしまうことがあります。鶏の骨は噛み砕いた際に尖って折れることが多く、その骨が食道や胃を傷つけてしまい場合によっては手術なんてことにもなりかねません。鶏に限らずクリスマスから年末年始にかけて、ペットの食事にはいつも以上に気をつけてあげてくださいね。それでは良いクリスマスを!
病気数あれど・・・
犬猫の病気は1000ページ以上の参考書1冊でも書ききれないほど存在します。獣医師がその中で全ての病気に遭遇することができるかというと、それは難しいことかと思います。先日、当院で様々な検査をしてみたものの確定診断に至らなかったため大学病院を紹介した患者さんがいました。“何となく元気がない”といった飼い主さんからの訴えに対し一般的に思い当たる検査をしてみたのですが、大学病院から帰ってきた診断は【アジソン病】でした。 [もっと読む…] about 病気数あれど・・・
生と死の判断
もし大切なペットが治すことのできない病で夜も眠れないくらい苦しんでいたら、飼い主さんとしてはどのように考えるのでしょうか?人では生前に【Living Will】といって延命処置を拒否したり、臓器を提供するといった意志を提示しておくことができますが、ペットにおいてはその判断はいつもそばにいて、その子が信頼を寄せている飼い主さんがしなければならないでしょう。 [もっと読む…] about 生と死の判断
忘年会!
先日は休診日を利用して、みなとよこはま動物病院(永岡犬猫病院)のOBによる忘年会に参加してきました。東京や神奈川を中心に、遠くは九州の長崎から参加された先生もいらっしゃいました。動物病院数あれど、毎年必ず忘年会(あるいは新年会)に60名以上(先日の会はご家族も参加)集まることができる病院は無いのではないでしょうか?出席されたどちらの先生も第一線で活躍されている先生ばかりで、そんな先生方が忙しい中時間を割いて集まってこられるというのも、永岡勝好先生の人柄であってのことだと思います。そこに参加することができるということは嬉しい限りです。来年もこのグループに属していることを誇りに日々精進していかねばと思いました。