交通事故に遭ってしまったという事で来院されたピレネー。当院の入り口の階段を上ってこれる位だから大事には至らなかったのかと思いきや、後ろ足(下腿骨)が完全に折れてしまっていました。レントゲンで確認すると骨を横断するように折れる横骨折という状態。54キロの体重を支えるためには相当しっかりした固定材料が必要でした。 [もっと読む…] about 骨も人並み?
ちょっとお洒落に
今までは病院の名前だけをカッティングシートによって貼っていたのですが、診療時間の変更などあったため表示を変えなくてはと思っていました。どのようにしようかと思っていたところ、業者の方に紹介して頂いた方が写真のようにデザインしてくれました。改装して4年になりますが、入り口のドアだけはこの病院を建ててからの20年もの。新しくすることも良いですが、古いものに手を加えてみるのもなかなかいいものです。
お盆中の診察時間について
13日(土曜日)〜16日(火曜日)までの4日間、診察時間を変更させて頂きます。午前は10:00〜12:00まで、午後は3:00〜6:00までとさせて頂きます。特にお盆休みはありません。よろしくお願いします。
薬は通販で買う時代?
インターネットが普及し、家にいながらにして何でも買い求めることができます。私もインターネットを利用して何度か買い物をしたことがあります。便利で有り難いことですが、私たち獣医師にとっては正直迷惑なことを発見してしまいました。“フィラリア予防薬”の通信販売です。価格にばらつきのある獣医療ですから当然フィラリア予防薬の値段も病院によってはまちまちです。このようなことが薬のネット上での販売につながってしまうのかもしれませんが、あくまでフィラリア予防薬は処方薬であり投与前に検査をすべき薬だということを販売している側、そして買い求める側の方々が理解しているのでしょうか?さらには薬の種類や投与量によっては危険をはらんでいることを理解されているのでしょうか?販売する側には飼い主さんに適切な説明を、そして買い求める側には何かあった(ショック症状やフィラリアに感染など・・・)としても自己責任の意識を持って頂きたいものです。
より良い研修制度を!
大学の同期の友人がこんなページを見つけてきてくれました。(http://www.asahi.com/life/update/0730/002.html)今まで獣医師には明確なインターン制度がなかったので大学を卒業し、独学で勉強しながら病院を開こうと思えば開くことができました。しかしながら、ペットブームが盛りあがりとともに人と同等の治療レベルを求める飼い主さんも増えてきた現在、このままではいけないと農林水産省も動き出したようです。飼い主さんにとっては出身大学や勤務してきた病院についてはあまり興味がないことだと思いますが、その先生がどんな技術を勉強してきたあるいは身につけてきたかということを知ることは必要なのではないかと思います。その上で診察を受けることができたら飼い主さんにとってこれほど良いことはありませんよね!
同窓会に参加してきました!
3日の水曜日は夕方6時30分から東京にて大学の同窓会がありました。動物病院関係の同級生とは話す機会が多いのですが、大動物の臨床や成田空港の税関、海外研修して来た経験談などなかなか聞くことのできない話を聞くことができました。自分の病院から離れることが少なくなってきた今日この頃、視野の違った意見や話を聞くことができる場所を提供してくれた幹事さんたちに感謝します。今回は35名の参加がありましたが、次回はもっと多くの同窓生が参加してくれることを期待したいですね!
元気印です!
ダックスのマイク君(写真)が来院し始めて、ちょうど一年が経ちました。重度の肺炎を患い、何軒か病院をまわられ当院にたどり着いて頂いたのですが、診察したときは正直“厳しいかな?”と思いました。けれども飼い主さんの熱意もあって現在は11歳とは思えないくらい元気に走り回っています。病気は医者や薬が治すものでもなく、本人(とその家族)が直そうとする力があるかどうかにかかっているような気がします。医者がしなければならないのはその後押しをするために、適切な薬を選んで使ってあげられるかどうかではないでしょうか?飼い主さんはマイクに“20歳まで頑張って!”と言っています。この調子だとがんばれそうだね!
競争にもいろいろありますが・・・
“良いものを少しでも安く!”電気店のキャッチフレーズみたいですが、これは誰しも望むことだと思います。私も電化製品を買うときには市内の電気店を全て回って一番安いところで購入しますし、やはり安いということは消費者の気持ちを動かす一番の要因になることは分かっています。保険制度が確立していない獣医医療は診療費について、明確な基準というものがありませんからばらつきがあることで飼い主の皆さんにはご迷惑をかけることがあるかと思います。しかしながら、安易に一件の病院が・・・ [もっと読む…] about 競争にもいろいろありますが・・・
どうなったのかなぁ?
当院は日・祝日も診療させてもらっているので、“かかりつけの病院が休みだから救急で診て欲しい”という方もいらっしゃいます。症状がさほど重くないものならばあまり心配はしないのですが、症状が重く入院を勧めてもとりあえず連れて帰られた患者さんや、外科的な処置が必要だけれど主治医の先生と相談したいということで帰られた患者さんのことはどうしても気持ちのどこかに引っかかってしまいます。治療に携わった者としては、主治医の先生のところに戻られたとしてもその後の経過が気になるものです。飼い主さんも1回きりの来院となるとあえて連絡するのも気が引けるのかもしれませんが、できれば経過がどうなったのかお知らせ頂けるとありがたいものです。
迷い犬のお知らせ
本日、当院に写真の迷い犬(♂・5歳くらい)を連れて来院された方がいらっしゃいます。19日に河内町立伏付近にて保護されたようで、人にも病院にもよく慣れています。当院にてチェックをさせて頂きましたが健康状態は良好です。お心当たりのある方は当院までお知らせください。