今年のお正月は比較的平和でしたねー。とは言っても元日から腰抜けのワンちゃんが来たり、交通事故が来たり、骨折疑いの患者さんだったりとほとんどが初診の方ばかりでした。とりあえず応急処置のみを希望する患者さんや、そのまま入院せざるおえない患者さんももいらっしゃいましたが昨年と比べると静かにお正月を過ごさせていただきました。?n さて明日から一般の方ほとんどが仕事始め。当院も通常通りの診察時間にて診療させていただきます。今年も健康管理を重点により分かりやすい診療を進めていくよう心懸けますので、不安に思ったことは何でもご相談ください。それでは今年もよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます
今年も皆さんにとって少しでも役に立つような情報を提供できるようがんばっていきます。
残すところ・・・
今年もあと1日となりました。自分も宇都宮で迎えるお正月は今年で3回目となります。この3年間は病院を改装したり新たに設備を整えたりと体制を整えるのが精一杯で、なかなか痒いところに手の届く診療はできなかったかなぁ?と言った感じでした。けれどもこのblog形式のホームページをはじめたことで今まで何気なく説明していたことでも本などで調べ直すことで知識の再認識することもでき、さらに患者さんに対しての説明の仕方も考えるようになりました。また、診療中では話すことができないようなこともコメントやメール上で聞くことができ自分としても非常にありがたく読ませていただいております。来年も自分の本音ところどころ交えたentryをしていきたいと思いますので、皆さんもご意見のほどよろしくお願いします。?n 年末年始の診療は行っていますが、entryは明日31日から1月3日までお休みさせていただきます。皆さんよいお年をお迎えください。
今年の締めくくり
12月中に手術した患者さんの抜糸も順調に済み、術後の検診も31日の2件となりました。病院内の清掃も着々と済み新年を迎える準備が整ってきました。とはいえ命を扱う仕事なので新年といってもおとそ気分ではいられないのが“〜医”の宿命なんですよね!と言うわけで年末年始の診療時間のお知らせをしたいと思います。?n まず、年内中の診療ですが31日まで通常通り診療いたします。1月1日は木曜日のため休診とさせていただきます。2日・3日・4日は午前10時から午後3時までの診療とさせていただきます。なお、5日からは通常通り診療いたします。※急患の方は上記診療時間以外でもお受けいたします。なお夜間は留守番電話になっていますが必ずメッセージをお残しください。
静かな年の瀬
何となく風邪気味の日々を過ごしていますが、自分の患者さんは若い犬猫を飼われている方がほとんどなので年内最後の健康チェック!といった感じの毎日を過ごしています。とはいえクリスマスあとには少々食べ過ぎたせいか吐きや下痢などで来院される患者さんもいらっしゃいました。皆さん、静かな年末年始を迎えるために少々胃腸が弱い子や風邪をひきやすい子は常備薬といった形で処方してもらうとよいでしょう。お正月はどこの病院の先生も少なからずお休みをとるため電話連絡もなかなか通じないことがあります。重い病気やお産などを控えてらっしゃる飼い主さんは可能なら先生の救急連絡先を教えてもらうことをお勧めします。
本日は・・・
私が風邪気味のためお休みさせていただきます。皆さんも風邪にはお気をつけください。
診療科目について
当院が病院名に“犬猫病院”と入れているのは犬猫しか分からないからである。というか犬猫以外の小動物の診療経験がないからである。獣医大学を卒業すればすべての動物が診療できるわけではありません。6年間の教育の中で臨床実習(しかもほとんどが大動物!)といえるような時間は医学部でも少ないと言われていますが獣医学部ではさらに少ないと思います。ほとんどの先生が大学卒業後、自分の興味のある分野の強い個人病院にて修行させてもらいながら勉強していくといった状態なのではないでしょうか。以前は虫類に詳しい先生と知り合う機会があったのでいろいろ聞いたことがありますが、これまた難しい分野だと痛感しました。
患者さんは“先生”といって来院されます。動物病院を名乗る上で“これは当院では診察することができません”とは言えません。まだまだ犬猫の診療を極めているわけではありませんが、これが当院が犬猫病院を名乗る理由です。犬猫以外の患者さんで当院に電話をくださった患者さん、申し訳ありません。
今年もぼちぼち・・・
まだインフルエンザの爆発的な流行はないようですが、犬猫でも咳のカゼ様症状が見受けられるようになりました。この時期のカゼ様症状はワクチンをうっていても何故かかかってしまいます。これはワクチンで予防できるタイプのものとは違い寒さからくる冷えによって引き起こされているケースが多いようです。毎年同じように過ごしていても犬猫は人の約5倍の速度で年をとっていくことを考えると、1年1年寒さの感じ方も辛く感じているかもしれません。調子を崩す前に充分暖かくしてあげてください。
可能性についての話
どんな医療でもそうでしょうが、明らかに症状や検査結果がはっきりしていれば確定診断ということで患者さんにお話しすることができます。けれども病気の初期状態であったり、はっきりした稟告が得られない場合は、様々な可能性をふまえて病気についてお話ししなければならないこともあります。これは病気を患っている犬猫から直接症状を聞き取ることができない獣医療の弱みでもあるのですが、そのため考えられる病気の範囲の網を広くして飼い主さんにお話しすることもあります。
診断や治療の漏れをなくすためにも獣医は様々な検査や治療方法を提案していきます。そうすると最初の診断とは変わってくることもあると思います。結果がでてから物事を言うことは誰にでもできることです。他人の揚げ足をとってを自分の手柄にしたり中傷するようなまねはしたくないものです。
あと10日
2003年も残すところあと10日、今のところ来年に引きずりそうな重症患者さんはなく、落ち着いた年末年始を過ごせそうです。横浜で勤務していたときは2年連続で大晦日から元日にかけて夜勤をし、40頭近い入院患者を見ていたことを考えると開業してからは平和な年末年始を過ごさせていただいています。勤務医に戻りたいと思うこともありましたが、開業してからの方が患者さんとの接し方は以前より充実感を得ることができています。(これが開業の良いところなのでしょう)
年末の診療については追ってEntryする予定ですが31日までは通常通り診察させていただきます。