言葉が話すことができない犬猫の治療法を選択できるのは一番そばにいる飼い主さまです。当院では、いくつかのパターンでの治療方法を提示し、一番良いと思われる治療法を納得いただいた上で選択して行っていきます。決して病院から押しつけるような治療は行いません。
生物学的速度の違う犬猫では、年を取るのも早ければ病気が進行する速度も速くなります。そのため病気は症状がだいぶ進行してからの発見になってしまうことが多く、治療は基本後手に回りがちです。病気の診断をするための検査や治療には、言葉を話すことができない犬猫の代わりに飼い主さまに十分に話をお伺いした上でのスタートすることになります。
当院では治療が一方通行にならないように徹底したいと考えております。また、一般的な治療については、なるべく飲み薬を出さないような診療を心懸けています。少しでも不安を感じられたり疑問に思われることがありましたら遠慮なくお尋ねください。
現在、当院では、診断器機や手術器機の充実を図り、外科的なものは一般外科から整形外科まで幅広く請け負える体制をとっています。現在力を入れている分野としては整形外科・関節外科になります。近隣の病院との協力により飼い主さんに負担のない治療を心懸けています。もし当院で手に負えないと判断した場合、専門病院や大学病院への紹介も行っています。
のまた犬猫病院 院長 野亦久弥